今年を編み返る2025

早いもので今年も残すところあと2日とちょい。毎年、年の瀬に今年編んだ物をふり返る事を『編み返る』と題して行っているのですが、今年は忙しくて大物を編んだ記憶が全くない。

毎年、その年編んだ物を覚えてないのですが今年はどんな物を編んだのだろうか？

(以下、作品名のリンク先が当時編み終えて書いた記事になります。最後の方の作品は別途記事ありませんが使用糸など、より詳しく知りたい方はリンク先の記事を見て頂けると○)

2025年、第1号は年始に鎌倉のきゅっQさんで正月セールをやってて、そこで買ったマラブリゴのMECHAで編んだネックウォーマー。特段難しい事もしてなく簡単な物だけど、メリノウール100%の肌触りの良さが抜群に良くって！

吸湿性が高いから水分をまとってて、しっとりした触り心地で巻いてて気持ち良いです(断言)！これはメリノウールだから当然なのか、それともマラブリゴの糸だからなのか気になっています。僕はハリとコシが強い英国羊毛のワイルドな手触りが好きなんだけど、その真逆の位置にありそうなメリノウールも編んでみたら素晴らしかったです。

相模原にある「恵糸や」さんで購入したカシミヤ糸で編んだネックウォーマー。初めてのカシミヤは軽く肌触りも抜群で、母と友達に編んでプレゼントしました。

斜めかごめ編み、初めて編んだけど慣れたら簡単でモバ編み(外出先や移動先など、場所を選ばずに編み物を楽しむスタイル)に最適。どうも自分は一見難しそうだけれど、編んでみると簡単な作品を編むのが好きっぽい。

パッと見、何も変哲もないニット帽だけど今年編んだ物の中でも思い入れの深い作品。

というのも、初めて自分で羊毛を紡いだ糸で編んだニット帽になりました。実際は紡いだ糸が途中で尽きてしまい、市販糸との合いの子になったけど、とても気に入っています。

いつか、自分で紡いだ糸でセーター編んでみたいな～

パピーの新作糸トルメンタがSNSで「史上最高のウール糸」と言ってる人がいて、どうにも気になって編んだ作品。やわらかな手触りだけど、正直自分はあんまり好みではなかった。ただ、あまり見ない細かなネップの入り方はとても良いと感じてます。

友達の誕生日にプレゼントしようと編んだけど、足のサイズに合わずに完成まで苦労したウツボソックス。コットン糸だと伸縮性が低くサイズに誤魔化しが効かないと思い知りましたぜ。作品としては編むのがとても楽しくて、また編みたいと思ってたりします。

あまのじゃくな性格なので流行り物が終わった頃に手を出す自分ですが、案の上ニッタオルもブームが過ぎた頃に手を出す運びとなりました。材料費もお安いのでそんなに期待してなかったんだけど、ハマナカさんのエジプトテープの触り心地が好きになってしまった。

そのうち、エジプトテープでハンカチサイズのタオルではなく、トレーニングジムのベンチ台に敷けるぐらい大きなスポーツタオルを編もうと思っています。

毛糸だまvol.206号に載ってた作品。だまオフでサンプルが飾ってあって絶対に編むと決めてた作品だったが、いざ材料費を確認してみると余裕で1万円オーバーという結構なお値段にたじろいでしまい、安く済ませるため毛糸だまに載ってた作品とは色が違うといった落としどころになった。

全然この作品編んでる人いなくて糸の色の出方もサッパリ分からず、未発見の土地を探索する気分でこの色で編んでみたけど、でき上がりは何ともアフリカンな色合いになりました。

来年の巻ける季節までにチャイハネで洋服を買おうか考え中です…

以上、ゆた。の今年を編み返る2025でした。来年は当ブログで編み返りを始めてなんと10周年です…！

(ウソみたいな本当の話)→●