映画館が緊急事態宣言を受けて
閉まる前に何か家に居ながら
支援ができないかなと、初めて
映画館の会員になりました。
黄金町にあるミニシアター
ジャック&ベティの会員に!
残念ながら今も閉館してますが、
今後の上映スケジュールと
それに合わせた今後やる予定の
映画のチラシが送られてきたよ。
チラシ、映画館で興味ある物だけ
持ち帰ったりするけど、郵送で
興味あるなし関係なく送って
来るのもまた面白いですねー。
普段なら絶対手に取らないような
映画のチラシも混ざってたりね。
こういうのとか(笑)
家にいながら好きな映画館に
少しでも支援になって、自分も
今後やる映画に想いをよせてと
Win-Winなんだけど、やっぱり
映画が観たいなー!って事で、
久しぶりにレンタルしてきた。
(映画は映画館で観たい派)
『あなたの名前を呼べたなら』
~あらすじ~
農村で生まれたラトナ(ティロタマ・
ショーム)は、ムンバイで建設会社の
御曹司アシュヴィン(ヴィヴィーク・
ゴーンバル)の家で住み込みのメイド
として働いていた。ファッション
デザイナーを夢見る彼女は、挙式
直前に婚約者の浮気で破談になった
傷心のアシュヴィンを気遣いながら
身の回りの世話をしている。
あるとき、ラトナがアシュヴィンに
あることを頼んだのをきっかけに、
二人は親しくなっていく。
(シネマトゥデイ)
2018年に公開されたインドの恋愛
映画。甘酸っぱい恋の映画という
前に観てて驚くのが、インドの
強烈な身分への因習。メイドは
お洒落な洋服店にも入れないし、
(入ったら警備員を呼ばれる)
食事もテーブルではなく床の
上で自分の膝がテーブルのよう…。
そんな状態のメイドと立派な
家に住むお金持ちの御曹司が
もしも恋をしたら二人は
どうなってしまうのか?
メイドが家政婦というよりも
奴隷に近くも見えてしまい
扱ってるテーマとしては日本人の
自分にはハードに感じたけれど、
劇中流れるやけにポップな
曲と明るい歌詞に救われましたね。
それとラトナは日本人では中々
想像できない苦しい境遇にいる
筈なのに、それでも夢に向かって
頑張ってる姿が見ていて素敵だった。
救いもあって元気をもらえる
いい映画っだんだけど、インドの
身分制度にクラクラしちゃったよ。
『彼が愛したケーキ職人』
~あらすじ~
カフェでケーキ職人として働く
トーマス(ティム・カルコフ)は、
イスラエルから出張でベルリンを
訪れる常連客のオーレン(ロイ・
ミラー)と恋に落ちる。オーレン
には妻と子供がいて、彼が
仕事でベルリンにいる短い期間
だけが彼らの時間だった。
だか、ひと月後の逢瀬の約束を
してエルサレムの自宅に戻った
オーレンと連絡が取れなくなる。
(シネマトゥデイ)
この映画、登場人物の感情を
事細かに教えてくれません。
表情で汲み取る形になるの
ですが、主役のトーマス役の
ティム・カルコフの演技が
素晴らしくてもう!!!
喜怒哀楽を台詞なしでも
表現してて凄かった。
映画の方はドイツ人のトーマスと
イスラエル人のオーレン、
妻のアナト(サラ・アドラー)の
恋の行方を描いたものですが…
宗教上の問題が重く
のし掛かってきます。
今までユダヤ人に対しての
ドイツ人の酷い仕打ちしか
映画で観てなかったけど、その
逆ドイツ人に対してのユダヤ人の
厳しい戒律もあったんだなと
心を締めつけます…
テンポも良く劇中出てくる
美味しそうな料理やトーマスの
作るお菓子に目を奪われたけど、
終わってみるとズーンと何かが
のし掛かってくる映画でした。
最初は身体の大きなトーマスが
上半身裸で生地を捏ねるシーンが
やけに官能的に見えたのに…
静かで美しい映画なのに
観終わると心は重たい。
こんなの初めてよ。
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