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令和もいいけど芳華も良し

2021/01/17
こんばんは。

令和元年。ニュースはおめでたい
ムードで新たな元号に「感慨深い」と
いう人もいるのに、特に何も感じない
自分に薄情さを感じるゆた。です。


家に居ても喜べない僕は変なの?
と、ネガティブな感情になるので、
今日は映画の日だ!って事にして
気になってた映画を観てきやした。

~芳華(ほうか)Youth~



中国の映画で兵士たちを歌や踊りで
時に癒し、時には鼓舞した文工団に
(歌劇団といった方が分かりやすいか)
在籍する若者たちの青春を描いたお話。

出てくる男女が眉目秀麗でウットリ。
躍りも綺麗で目を奪われるんだけど、
文工団の団員たちの日常(恋模様)も
キラキラして見えて眩しかったです。

「若いって素晴らしいね」

ただ、激動の時代の中国のお話なので
戦争の酷さを多いに感じたり、踊りの
お話には付き物?なイジメだったり
顔をしかめるような場面もありました。

特に戦争のシーンは圧巻の映像で
自分も「うっ…」と口に出ちゃう程。
(聞こえた他のお客さんごめんなさい)

それでも美しい映画だった。

感動がじわーっと広がって思い返すと
涙がこぼれる。両想いになっても
ほろ苦く感じる映画があったとはね。


この映画ぜひ映画館で観て欲しいよ。
なぜか?販売してるパンフレットの
デキがすこぶる良いんです!中身が
見せられないのが口惜しいぐらい。

中国の歴史や文化にあまり詳しくなくて
映画で解らなかった部分も紹介されて
それと劇中に出てきた美男美女の素敵
カット(ポストカード的な)も多数収録。

写真集として残すのも多いにあり!

~愛を読む人~



映画といえば最近「愛を読む人」も観た。
ブログ友達のMKさんが薦めてたので
興味あったんだけどやっと観る事ができた。

1958年のドイツ、15歳のマイケルは
21歳年上のハンナと恋に落ち、やがて、
ハンナはマイケルに本の朗読を
頼むようになり、愛を深めていった。
ある日、彼女は突然マイケルの前から
姿を消し、数年後、法学専攻の大学生に
なったマイケルは、無期懲役の判決を
受けるハンナと法廷で再会する。

(シネマトゥデイより抜粋)

観る人に問いかけてくる物語で人によって
感想が大きく変わりそう。評判の良い
映画だったけど自分はどうも腑に落ちない。

スッキリしないな~と思ってたんだけど
それはなぜか?ハンナはなぜ文盲を
頑なに隠したのか。それが分からない。

それとお互いに愛してたのかどうか?

ハンナ36歳でマイケルに至っては15歳。
あらすじとしては愛してたとあるけど、
それならなぜ姿を消して別れたのか…

結論として僕はこの映画すれ違いの
物語だと思いました。お互いに
愛しててハンナは年上だから年の
差を気にして姿を消し、マイケルも
想ってたからこそ最後娘にハンナの
ことを話そうとしたのかなって。

もどかしくて切ない映画でした

もっと二人、ボクにも解るぐらいに
愛を深めていってたら映画とは
違った結末になったのかな…と
思うとまた切なくなってしまうわ。

最後に令和になってもこの言葉が浮かんだ。

「映画ってホント素晴らしいものですね」

余談だけどシンドラーのリストで
悪い将校を演じたレイフファインズが
主人公役ってのが個人的に面白かった。
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