香川のten oldさんが東京は市ヶ谷で
個展「フェアアイルセーター展2025」を
開催するという情報を小耳に挟んだので、
自分も市ヶ谷へと行ってきましたよ。
会場は市ヶ谷駅から歩いて5分程の
所にある「一口坂ギャラリー」さんです。
自分は11時開場の5分前に着いたけど、
既に待機しているニッターさんが3名程
いました。5分暇だし話しかけようかと
思ったけど、人が増えてきたからだろう
5分早く開場してくれました。やったー!
(会場内は撮影禁止なので個展の様子の
写真は残念ながらないです。あしからず)
個展はten oldさんの新作のウェアや
小物が載った新刊に掲載されている
セーターが展示されていました。
他にも販売だと小物(手袋・靴下・帽子
ネックウォーマー)のキット、本だと
新刊と2023年に出た小物の本、あとは
ten oldさんの作品とシェットランドを
旅した際の美しい風景が載っている
フォトブックが4冊売っていましたよ。
自分は小物のキット目当てに来て開場
すぐにキットを見に行ったけれど、
既に4日間開催の3日目。肝心のキットは
もう帽子が2点限りしかありませんでした!
ネックウォーマー欲しかったのに。グギギ…
初日に行った編み友さんや最近ウチの
「キットの残り少ない」と書き込みが
あって一応覚悟はしてたけれど無念。
さて、欲しかったキットは買う事は
おろか見る事すら出来なかったけど、
行って良かった事もありました。全然
期待してなかったのですが、なんと!
会場にトラウトベストがあった!!!
(1999年のANAの機内誌「翼の王国」に
掲載されている初期型のトラウト
ベストも見ました。ゴム編み部分の
色合いがトラウトみたいな色合いでした)
気恥ずかしさはあったけど、せっかく
香川からten oldさんが着てお会いできる
チャンスって事で僕もトラウトベスト
着て行きましたよ。しかし、プロの方が
編んだ物と比較するとやっぱ違いました。
自分が編んでて気になったトラウト模様の
周りのベージュ色の部分なんですが、
ここ渡り糸が長くなるので編みくるんで
編んだんだけど、やっぱり表に影響が
出て波打った感じになっちゃうんだよね。
で、ten oldの横山由可さんが編んだ
トラウトベストはというと…
全然波打ってませんでした!!!
横山さんはとてもやさしくてここは
やっぱり難しいところで波打つ人も
多いようで、それもトラウトが泳いでいる
ようでオッケーですと言ってくれました。
自分も若干そういう解釈をしてたので
先生が是とするなら水を得た魚。よし、
これはもはやわざとトラウトの周りを
波打たせたんだ!と言う事にしよう(笑)
■今回の戦利品■
新刊と迷ったのですが小物の本を買いました。
11種類の小物(帽子・ミトン・手袋・靴下)の
編み方が載ってる物で、実は前からこの本の
中の「森のくまのミトン」が編みたくてさ。
茶・濃緑・緑とわりとシンプルな色合いの
作品だから代用糸を使って安く編めないかと。
(最近の毛糸の値上がり具合にふるえてる民)
他にもトラウト編んだ時の余り糸で小物なら
何か編めるかも?と思ったので小物の本を
選んだけど、新刊もすごく素敵なセーター
いっぱいあったし、ten oldさんの作品の
こだわりやフェアアイル編む際のコツも
載ってて読み応え抜群で良かったですよ!
(自分はフェアアイルの解説本持ってるのと
毛糸代を安く済まそうとジェイミソンズの
海外輸入できる能力がないのでスルーした)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
前情報でキットも手に入らないだろうな~
って感じで、行くか迷ったけど市ヶ谷まで
行ってよかったです。フェアアイルは
太陽光や蛍光灯の光で全然見え方が違う
って事をten oldさんに教えてもらって、
会場の光と外の光に当てたら全然違って
とても驚きました。トラウト編んで
着てるのに全然気がつかなかった自分…。
ten oldさんの作品って色合いがすごく
凝ってて編んでてため息が出ちゃう位
素敵なんだけど、そんな作品がババンと
展示してあるし、編み地が美しくて
もはやフェアアイルの美術館だった。
会場内ではやはりten oldさんの
ファンの方が多く、今回初めて会った
ニッターさんも自分のトラウトベストを
見て「私もコレ編んだのよ~」とコートを
めくってten oldさんのフェアアイルの
セーターを見せて頂きました。そんな、
交流も面白かったセーター展2025でした。
明日は天気が良くないみたいだけど、
興味ある方はぜひとも行ってみてください
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