やっとこ終わりが見えてきた
tenoldさんのトラウトベストですが
終盤に突入して頭を抱える場面が
出てきたゆた。です、こんばんは。
頭を抱えたのが↑の状態で裾を2目
ゴム編みで仕上げていく所。まず、
別糸で編んだ作り目をほどいて白い
糸を拾っていき、そのあと青と緑の
糸で2目ゴム編みをするんだけれど、
裏目すると横に白い糸が出てきて…
キットの説明書や販売元のtenoldさんの
ホームページで見ると青と緑の糸しか
見えないのでどういうことだー!?と。
編み物ってこういう物じゃないの!?と
一人叫んでしまいましたよ。とほほ…
ただ、初めてのフェアアイルの大作を
編むので前もって買っておいた高橋
亜子さんのフェアアイル本にやり方が
書いてあってなんとか事なきを得ました。
端的に言うと…
『2目ゴム編みを始める
最初の段を全部表目で編む』だけ。
考えたらすごく簡単な事なんだけど
何だか盲点みたいで考えもしなかったよ…。
ありがとう高橋亜子さん!それともう1人
準備万端でのぞんだ過去の俺もありがとう!!
なーんてタメになった話を先日編み友さんに
ドヤ顔でしたところ「それパティさんの本に
載ってましたよ」と言われました。ズコー!
『パティさんの編み物知恵袋』
件のパティさんの本。去年の12月に
発売された本で、パティ・ライオンズ
というアメリカの編み物講師の方が
ニッターの疑問に悉く答えてくれる一冊。
そんなパティさんの本の出版記念の
イベントがタイミング良くオカダヤ
町田店でやると聞いたので行ってきた。
イベントの内容はパティさんの本を
訳した翻訳家でもありニットデザイナーの
西村知子さんをお招きしたもので、
僕は「西村知子さんのトークショーとか
大人気でヤバいのでは?」と、イベント
開始時間の1時間前に会場入りした。
店員さんに「まだ立見いけますか?」と
尋ねると20席の予約席の内、何席かは
まだ空いている状態だそうで、全然
余裕がありそうでホッとしました。
トークショーはSNSで西村知子さんへの
編み物への質問を前もって募集していた
ようで、その質問を先生が答える形でした。
僕、全然知らなかったのですがこの
トークショーはオカダヤさんのインスタ
Liveでずっと配信される形だったので、
気になる方はぜひ観てみてください。
以下、自分が気になったものを抜粋
・針にかかっている糸を送るのに
力を入れているなら既に目がキツい
(金属の針で編むと良い)
・ポルトガル式編み
(ゴム編みが綺麗に編めない時に)
・アメリカ式とフランス式だと米式の方が
キツく編めて号数で2号差がつくらしい
・編み込みのコツ。右の針に寄せすぎない事と
輪で編む時は編み地を裏返して編むと良い
・西村知子さんの余り糸の処理は
モチーフ編みのブランケットを編むそう。
(詳しく言うと2013年に出て現在は
廃盤だけどアンネ&カルロスの本
「北欧のガーデンニット」の表紙の物)
こういうやつです
2時間とボリュームたっぷりのイベントで
背もたれのないパイプ椅子に座っていて
僕の腰が軽く悲鳴をあげていましたが、
知らない事もいっぱい知れて良かったです。
またパティさんの本の編集を担当された
旭出版の大槻美和さんの抜けた感じに
西村知子さんがツッコミを入れる感じが
コントを見ているようで面白かったです。
この手の編み物のトークショーって
初めて行ったけど参加してよかったな~!
さて、トークショー終了後は西村知子さんの
サイン会!オカダヤの店長さんはお店で
本を買って参加して欲しそうだったけれど、
参加した人のほとんどは持参してました。
持参でもOKってオカダヤさんやさしい!
(自分も家から本を持って行ったよね…)
だいたい先生が名前を聞いて英語で
メッセージを書いていたのですが、
名前をひらがなで書いてもらいました。
『家宝にするぞー!』
しかし、自分がいかに意識が低い
ニッターか今回再確認しましたよ。
僕は編み地が汚くても「それも味だ」
とか言い出す奴でして…。今回の
トークショーに参加して色々な
ニッターさんの上手に編みたいって
想いが伝わりましたわー。
とりあえず、上手く編めるか解らんけど
1ページしか読んでないパティさんの
本を全部読もうと思います。
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