先日阿佐ヶ谷まで習いに行ったスピンドル。今度は忘れないように!と、すき間時間になるべく羊毛に触るようにしています。
おかげさまで慣れてきて早く紡げるようになってきたよ!紡ぎって行きつく先は糸車(新品8万円位~)で、そこまでの出費はかけたくないと思ってたんだけど、意外と早く紡げたのでスピンドルだけでもこれは結構紡げるのでは?と思ってきました。
でもさ、早く紡げるようになってきたけど全然糸の細さは不揃いです…。レース糸のような細さの部分や丸亀製麺のうどんのような太さの部分があったりして頭を抱えたくなります。
が、とにかくそこは"気にせずに紡ぐのがコツ"だと聞いたので、糸の不格好さには目を瞑って紡いでます。
その甲斐(?)もあって、無事にワークショップの講習で貰った羊毛ロムニー100gを紡ぎ終えちゃった。
2時間の講習で7gしか紡げなかった自分なので100gも紡ぐ日が来るのか?と我ながら疑問だったけど、やればできるもんだな~とても嬉しい!
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さて、これで単糸が完成したので双糸にしていく作業をしていきます。
別に単糸で編んでも良いんだけれど僕が単糸を使った事がないってのと、習った事をちゃんと覚えているか確認したかったので、双糸にします。
スピンドルに付いている糸を玉巻器で玉にしていきます。ワークショップで習った時はコンテナにスピンドルをかけて作業したけど、自分は自転車の使ってないバスケットを使いましたよ。
持っててよかったWALD137!!
玉巻き完了(単糸)
次に単糸を双糸にするため玉巻きした糸の内側と外側から糸を取り出してスピンドルに結びつけ、2本の糸をねじって撚りをかけていきます。
単糸を双糸にすると2本の糸が撚り合ってこんな感じに市販の毛糸みたいな状態になっていきます。見慣れたやつだ…!!
不器用で下手っぴな僕が作り出したフワフワしてる紡ぎが甘い部分も撚ったらなんとかなるのでは?と甘く考えてましたが、全然なんとかなりませんでした…。このフワフワ見た目に反して強くて、引っ張っても切れないから目を瞑って完成したけど、次からはキレイに紡いだ方が良いな。
なんだかアメリカンドッグみたいなデカさになっちゃいましたが、無事に双糸にする事ができました。ちなみに撚り加減は正解が解らないので適当です(笑)
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このままだと糸同士をねじっただけで、編んでる時に単糸同士に戻っちゃう可能性があるので撚ったのが戻らないように『撚り止め』という作業をしていきます。ここからはワークショップで習ってなく(口頭で教えてもらってはいる)、はたして上手くいくのかドキドキです…。
撚り止めは湯のしする方法と、あとは僕がいつもやっている製麺してクセがついた糸を治す方法(イスの足に糸を巻きスチームアイロンの蒸気をかけるやり方)で良いと教えてもらったけど蒸し器でも良いと聞いたので、僕は瓶に糸を巻いて蒸し器で蒸したよ。
使った業務スーパーのなめ茸の瓶が巨大でフタが閉まらなかったので、10分ほど気持ち長めに蒸しました。
分かりにくいけど撚り止め完成!
という訳で、ついに自分で紡いだ糸(双糸)ができ上がりました!!
うーん、でも完成したのは嬉しいけれど想像よりかなり太い糸ができてしまいましたね…
本当に極太(バルキー)って感じの糸です。ちょっとこんなに太い糸は使った記憶がないぐらいには太いです(笑)
きっとほそくほそーく時間を掛けて紡がなかったから早くできたんだなと。気になってたフワフワした状態の所も双糸~撚り止めしても変わらなかったし、次に紡ぐ時は丁寧に細く紡ごうと思います。
というか次、始めてるんですけどね!?
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さて、やってて思ったのですがスピンドル嵌まってきちゃったかも…。まだまだ紡いだ糸はなんだか不細工。
だけど紡いだ糸に愛着が湧いてきます!
元々、単純作業が好きで飽き難い方だし。絶対に早く紡げる糸車があるのにも関わらず形として残っていて、微妙に不便な部分もスピンドル好きかもです(自転車も不便なギア無しを好む男)
紡ぐのが楽しくなってきちゃっておかげで編み物が全く進みません…。
(紡いだ糸は帽子になりました)
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