去年贔屓の自転車屋の常連さんから譲り受けたSURLYのCrossCheck。
確かクロスチェックの意味は「確かめ算」とかでメーカーであるSURLYの意図は「色々カスタムを試して自分に合う自転車を探してね!」って感じだったかと記憶しています。
僕も長いこと自転車に乗ってきて、ようやく自分の好きな自転車はこんなの!って想像できるようになってきた。
Steamrollerを買う時にランドナーかピストバイクで迷って、ピストは膝が痛くなると耳にしてたので乗るなら若いうちが良いかなとスチローが相棒になったんだけれど、やっぱり僕の中でランドナーへの憧れはずっと頭の片隅にはあって。
今回その憧れをクロスチェックを使って形にしてみました。
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オレのクロスチェック2025夏.ver |
厳密にランドナーはホイールが650a(自分のは700c)だし、じゃあスポルティーフかって言われてもクロスチェックはそんなに速い乗り物じゃないですが、良いんです!
誰かに「どんな自転車が好きなの?」と聞かれたら自分のクロスチェックを見せて「こんな感じ!」って分かってもらえれば!
以下、今回カスタムした所を紹介すると…
まず、ハンドルを変えました。名古屋の自転車屋さんcircles別注のB132。
花札の刻印マークがイカしたランドナーバー。460mmの物を選んでみたけど、結構どこを持っても調子が良くて気に入ってます。
ブレーキレバーもダイアコンペのDC165-EXというブラケットと補助ブレーキが一体化した物に変えました。
これはクロスチェックを買って初めてドロップハンドルを使ってみて、自分はハンドル上部のいわゆる「上ハン」と言われている部分を持つ事が多いことが分かったので、補助ブレーキを付けてみたいなと選びました。
これが期待してた以上の名品!!
ハンドルのどの部分を握っててもブレーキを掛けれるのが素晴らしい。
ドロハンって大きく分けると上ハン・ブラケット・下ハンの3つのポジションで握ることが出来るけど、それに加えて上ハンとブラケットの中間地点でもブレーキ掛けれてこれが個人的にものすっっっごく快適!!!
勝手にブルホーンポジションと名前を付けて乗ってますぜ。へへっ。
ちなみにバーテープもツーリング車っぽくコットンバーテープに変えました。
VIVAの物でわざわざこれを買うために上野のワイズロードまで行きましたよ!
初めてコットンバーテープ使ってみたけど、手触りがやわらかくてめちゃめちゃ気持ち良い!だけど、ものすごく薄手なので衝撃吸収性はほとんど期待できなさそう…

そして、今回一番の目玉は本所bySimworksの真鍮製の金色のフェンダー!
もう、このフェンダーをクロスチェックに付けるのが予算的に想定外ですごいお金が掛かった…。
当初、本所bySimworksの銀色のフェンダーで13,000円ぐらいのを買って、お店の取り付けの工賃も入れて20,000円ぐらいかなと考えていたのですが、贔屓の自転車屋さんで話を聞いたら、まずSimworksのフェンダー自体が完売してて無くって!
(付けてるタイヤ幅にちょうど良さゲなTurtle52・Smooth51共に売り切れ)
本所製ならあると値段を聞いてみると、なんと20,000円はすると!
(本所製はSimworksと違ってネットで探してもオープン価格表記なので値段が分からなかったけど、こんな高いとは)
それと取り付けの工賃も10,000円は掛かるという事だし、クロスチェックに付けるならフェンダーに付属されている金具だと格好よく付かないそうで、別途ハト金具(1,100)も必要と…。
この時点でも大分予算オーバー過ぎますが、もう1つ問題があって僕が使ってるタイヤ40cの太さだと取り付けられるか分からないと。つまり、タイヤも新しく買わないといけない可能性があると。
ザッと計算しても当初の想定の倍のお値段は掛かりそうで、自転車に泥除けつけるだけでタイヤ代も含めると40,000円も掛かるのか…と目頭が熱くなった。
この日はフェンダーを付ける構想を聞いてもらい帰って色々と考えた結果、どうせタイヤを変えなきゃいけない可能性があるなら、いっその事考えていたフェンダーのサイズを変えるのはどうかと?
(本当ならSURLYのクロスチェックは自分が考えていた52・51サイズのフェンダーの一つ上の大きさの58サイズが使えるのですが、僕の譲り受けたクロスチェックのフォークが初期型の物で新しい物と比較するとフォークの幅が狭くて入らないのも悩ましかった)
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Simworks Turtle 44 Blass 20,680円 |
という訳で、当初考えていたフェンダーのサイズを下げて細めのフェンダーに変えました。
最初はシルバーのクラシックなフェンダーを付ける予定でしたが、それは絶対似合うけどSURLY乗りだったらもっと変わったことしたい!と言う気持ちがニョキニョキ生えてきて、最終的にギラギラに輝くゴールドのフェンダーにしちゃいましたよ。
自転車の店主さんもちょうどお店に来た常連さんもカッコイイと言ってくれたし、自分でもイケてる気がしますがいかがでしょう?
それとフェンダー付けるので渋々タイヤも変えました。わりと新しく変えたばかりだったので後ろ髪引かれる思いだけど、変えないと付かないんだから仕方ないよね。ただ、フェンダー導入に予想外にお金が掛かったのでココは安い物を買いました。
パナレーサーのコンフィというタイヤにしてみました。本当は同じパナレーサー製のパセラを買うつもりだったけど、ちょうどAmazonのセールで安かったのでこっちにした。お値段タイヤ2本で4,480円と破格なんだけど、パセラよりも軽くて転がりが良い気がします。もっとダメダメなタイヤかと思ったのでビックリした。良い掘り出し物でした
この自転車を購入したのが6万5,000円だったかな?まさか泥除けを付けるだけでピッタリ半額の値段(工賃合わせて3万2,500円でした)掛かるとは。これにハンドルとブレーキレバーにタイヤの値段も入るので、気がつけばもう同じぐらいのお金を掛けてカスタムしちゃってましたね。何がSwitch2高いだよオレ…
自分で言うのもなんだけど、全然自転車乗らずに錆び錆びにしてた前オーナーも昔の愛車を大事にされて喜んでいるんじゃないだろうか。
今はピカピカと輝く金色の泥除けだけど、真鍮製なのでどんな感じに経年変化していくのか楽しみです!よし、愛車のゴールデンアロー号(今考えた名前)一緒に色々な場所に行くぞー!
ちなみに泥除け付けたけど雨の日に自転車に乗る気はありません。格好良さ重視!
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