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「変な家」感想

2023/11/09

お話をしました。何とか読めるように
ならないか?と自分自身に簡単な
目標を立てました。1ヶ月に1冊だけ
本を読むというもので、最近話題の
「変な家」を読み終えました。

表紙にも書かれているように
「間取り」がテーマにおかれている
ので、結構間取り図が出てくるから
その分文字数が少なくて、活字から
遠のいている僕でも読みやすかった。

ちなみに著者の雨穴(うけつ)さんは
YouTuberでこの本もYouTubeの動画が
元になっているようだけど、自分は
オカルト系の動画は胡散臭くて苦手
なので、そっちは一切観ていません。
(だから本だけ読んだ感想です)

内容としてはオカルト専門のフリー
ライターが知人に物件の相談を
受けるのだが、そこで見たおかしな
間取り図から色々と想像を膨らませて
行くと、この家はとんでもない犯行に
使われていたのでは?と思い当たり
取材を続けていくものになります。

最初は想像というより妄想に近い
突飛な発想に感じたし、物語も
結構強引な展開なんだけど、本当に
この家はとんでもない事件と関与
しているのか?気になってしまい
気がついたら読み終えていました。

初めてのホラー小説で怖さは
それ程でもなかったけれど、
一つの間取り図から広がっていく
物語はなかなかに面白かったです。


さて話は替わって先日、辻堂にある
caffe hutteさんで「一箱古本市」
あったので初めて行ってきました。
実際はお店の前に小道具なども並べた
マーケットなんですが、僕の今回の
目当てはお店の前に置いてある古本。

絵本や小説や生活の本やらあって
一冊どれでも50円で買えるけど、
ここでは面白い試みがありまして。
なんと古本を持って行くとどれでも
好きな本と交換できるんです!!

「サクリファイス」(近藤史恵)を
持って行きましたぜ。とても好きな
本だから誰かに読んでもらいたくて
持参しました。が、交換しようと
思ったけどピンと来る本がない…(笑) 

色々な人が交換してるからなのか
置いてある小説の内容が様々でさ。
なぜか、1巻がない続編物で2巻と
3巻は置いてあるとか悩ましかった。


で、僕が交換したのは最終的に
これにしました。歌人穗村弘さんの
「本当はちがうんだ日記」

全然著者の人も知らないし、評判も
全く知らないけど、せっかくなので
今月はこの本を読もうと思います。
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