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未来の本屋さんへ

2023/11/06
本が好きで買いはするんだけど、
ほとんど読まなくなりました。
なんだろう、集中力がなくて
読んでてもすぐ別の事をしちゃう。

スマホいじっちゃったりね。

これって良くないよね~。自転車に
乗りながらスマホいじってる人とか
見てて危ないなって思うけど、これも
程度でいえば軽いとはいえ自分も
残念ながらスマホ病な気がします。

でも、最近気がついたんだけど
病院の待ち時間に本を読んでると
すごく集中して読める…!


という訳で、2ヵ月に一回の
通院の待ち時間に近藤史恵さんの
サクリファイスを読みました。

自転車のロードレースがテーマの
作品なのですがこれが面白かった!
テーマがロードレース(スポーツ)
なのに読み終わって思ったのが
『騙された~』でした!(良い意味で)

自転車好きなのでロードレースが
どういう物か自分は分かってるけど、
全然知らない人も読める書き方を
してて読みやすい作品だし、自転車
ミステリーなんてジャンルもこの
作品ぐらいなんじゃないかな?

久しぶりに本を読み終わったけど、
続編も全部読みたいと思った
良書でした。サクリファイスの
意味を知った時が衝撃でしたわ。

ポルベニールへ


さて、本を読むことは少なくなった
けど本屋さんに行くのは今も好き
新しい刺激を沢山もらえるから。

でも、昔と比べたら随分本屋さんは
少なくなりました。前は近所にも
本屋さんあったんだけど潰れて
しまって…。今では隣の駅まで
行かないと本屋さん無い感じで、
近所に本屋さんできないかな~と
ずっと思っていたのですが…

なんと!大船に個人でやっている
本屋さんが出来てたと最近知って、
早速大船に行ってきましたわヨ。
(興奮気味)
大船。あんまり来ない街です。
ゴチャゴチャしててオシャレな
お店は少ない印象で飲み屋と
飯屋がとにかく多い。そんな印象。


今回の目的地は大船駅
東口から歩いて5、6分かな?
ポルベニールブックストアさん。

外観の木の雰囲気がいい感じで
店内も棚が木製で暖かくて
居心地のいい本屋さん。
イスもあって座り読みも
可能でした。嬉しいな~

新刊がメインの本屋さんだけど、
面白い事に店主さんが読んだ
本を"古本"として格安で
販売もしてましたよ。


最近嵌まっているフジモトマサルさんの
復刊『いきもののすべて』(漫画)と
お店で見かけた長田弘さんの
『読書からはじまる』を購入。


エコ的には良くないのかも
しれないけれど、1枚10円の
袋がかわいくてついつい
くださいと言っちゃうやつ。


本のカバーって結局取っちゃう
パターンなので、最近はカバー
付けてもらわないんだけど
ココのは変わってそうだと
思ったので付けてもらった。


カバーの表がペンギンの足跡、
裏側がお店の看板にも描かれてた
ペンギンとたんぽぽのイラスト。
オリジナリティのあるカバーで
カバー頼んで大正解〇

お店特性の栞も頂いたよ!

個人的に応援したい本屋さん
ポルベニールブックストアでした。
こういう個人でやってる本屋さん
って生まれて初めて行ったけれど、
置いてる本を見ると店主の好みや
考えが垣間見えて面白いですね。

大きな本屋さんだとまるで行かない
エリアもあったりする(宗教の本とかね)
けど、ここは小さなお店だから店内に
ある本を見ると普段は読まないような
本も目に入って、新たな出会いがある。

そんな出会いが嬉しい本屋さんです
本好きな人はぜひ行ってみて欲しい。


ちなみに気になった店名の
"ポルベニール"はスペイン語で
未来を意味するそう。個性ある
個人店の本屋さんが増えたらそれは
それで面白そう。そんな未来に
なって欲しいゆた。ちゃんでした。
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