帰ってきた5年目の浮気癖

先日、自分の愛車SURLYのSteamrollerの

ホイール組みをお願いすべく、贔屓の

自転車屋さんに行きました。スチローに

乗ってる人なら一度は考えるであろう

700cから650bへのチェンジをしに！

ただ先立つものが心細いので調べて

色々な着地点を考えた。それでその中で

スチローの650b化の鉄板のキャリパー

ブレーキを使わずに、センタープルの

物を使ったらどうか？とかお店の店主に

相談しておりました。(この方が値段を

安く済ませる事ができると思っていた)

自分はセンタープルブレーキを使った事が

なかったので、ブレーキ単品だと使えず

他に「アウター受け」というパーツが

必要とか話してて、そこでちょうど

お店の前に止まっていた見た事ない

自転車に受けが付いてて、あれと

同じ物ですかね？と僕が話を振ると

その自転車について店主が話してきた。

身体を壊してしまい自転車を手放す事にした

常連さんが置いていった物らしく、自分に

買わないか？と聞いてきた。話を聞くと

モデルはSURLYのCROSSCHECKで、

この時点で既に惹かれている自分がいた。

以下、この自転車の良い点と悪い点まとめ

スチローと同じくSURLYで人気だった

自転車ですが既に廃盤(レア)していて、

実際買おうとしたら中古品しかない。

例えばこれが中古自転車販売店や

メルカリで売られてても怪しいけど、

いつもお世話になっていて全幅の信頼が

あるお店のオーナーが売ってるのは〇

一応雨は当たらない場所らしいが屋外に

置いていたため、錆がフレームやパーツ

各所に見えている状態。あとで画像を

見せるがこれでも店主が苦心したよう。

パーツ類バラバラにして車体は整備済み。

試乗させてもらうとすごく調子が良くて

驚いた。正直もっとズブズブで動きが

悪いと思ってたのでビックリ。サイズは

52で自分が乗っているスチローが53で

ワンサイズ小さいけれど、付いてる

ハンドルがドロハンだからか良い感じ。

お店に転がっている物、お客さんが

置いていったサドルや店長さんの

おさがり(私物)のサドルを選んで

それに代えて良いよってサービスが

ありました。全部で10種類ぐらいあり

SURLYの完成車によく付いている

WTBのOEMサドルや、よく分からん

サドルの中にレア物も結構あって

悩ましい。BROOKSのカンビウム、

廃盤になったColt、他にもWTBと

サルサのコラボモデルのサドルに20年

以上前の店主オススメの物もあった。

そして、穴場で普段はそんないっぱい

お客さんで賑わっているお店でもないの

ですが『店長仕込んだ？』って思う程

この日はお客さんが多く、なぜか皆

店の外に出て僕がお店の周りを試乗に

行くのを見守ってくれて。なんだか

要りませんとは言いにくい雰囲気も

背中を押されちゃった気がした。

という訳で…

フレームを組んでもらいに行った筈が

2台目をおウチに迎え入れちゃいました。

お値段6.5渋沢栄一。5年目の浮気です。

調べたらクロスバイクからSteamrollerに

移行した時も5年目の事だったので、

自分は5年で浮気をする男のようです。

以下、パーツの紹介と自転車の状態を

ブログに書き残しておこうと思います。

元のオーナーは10年以上前に完成車で

クロスチェックを購入し、ほとんどが

その時のままのパーツだそうです。

ボルトのサビが酷いけどハンドルは

Salsaの「MotoAce Bell Lap」という

ドロップハンドル。下ハンの握りの

部分がウネウネしてて奇抜な感じ。

下ハンを握ると自分の指が短いのも

あるだろうけど、ブレーキレバーが

握りにくい。みんなこんなもんなのか？

ブレーキレバーはテクトロ

味が出すぎなバーエンドコントローラーは

SHIMANO製で多分SL-BS77かと思われる。

ボロボロなので変えたいけど新品だと

11,000円はするので、しばらくこのままで

運用しようと思う。バーコンって使ってる

人が少なく見た目も好みだけど、サドルを

降りてトップチューブに跨る時にヒザを

ぶつけて痛いのは気になるね…面白いけど。

この自転車の目玉(らしい)ブレーキは

カンパニョーロのカンチブレーキ。

カンチってブレーキ効かないと思ってた

けれど、このブレーキは効きが良くて〇

このクロスチェック、初期型らしく

フォークにダボ穴が無いです。調べたら

2013年ぐらいの物ですらダボ穴付いた

状態だったので、何年前の物なんだコレ…

(元のオーナーも店主も覚えてなかった)

ハブはSHIMANOのデオーレ

リムはアレックスリム・タイヤは

コンチネンタルのCyclocross

Speedの35c。スリックとブロック

タイヤの中間ぐらいのタイヤだけど

転がりも良く舗装路でもいい感じ。

 

タイヤはゴムで劣化するから早めに

交換した方が良いと言われたけど、

そんなにすり減ってなくて、全然

乗ってもらってなかったのかな…

とか、考えちゃって少し悲しい。

ペダルは僕も昔使ってたお気に入りの

三ヶ島のラムダペダル。ただ、こんな

ペダルの軸が錆びてるの初めて見たわ。

軸から錆びていくもんなんだね…

クランクはどこのだか分かりません。

クロスチェックってシクロクロスを

走るための自転車だと思っていたけど、

まだシクロクロスが流行る前の自転車

だったようで、チェーンリングが

デカい。今の流行ってチェーンリング

小さい物だと思うので時代を感じます。

リアディレイラーはSHIMANOティアグラ

この自転車の個人的にお気に入りの

パーツがコレ。Salsaのリアキャリア

『オルタネーターラック』赤い

Salsaのロゴと形が格好良くて好き。

天板が広くアルミ製だけど剛性は高そう。

手で押してもガッシリしてて良さゲです。

ないのにパニアバッグ好きで、家に3コも

眠っていまして…(これでも1コ友達に

あげたぐらい) そんなパニアバッグを

また使えそうなのも惹かれた点です。

イタリアCinelli(チネリ)のシートポスト。

なんで所々Salsa(アメリカ)のパーツ

使ってるのにシートポストがイタリアの

ブランドなんだよ！？とマジで思った。

この自転車で一番嫌いなところ(笑)

色々選べたサドルはBROOKSの

Coltにしました。新品で買うと

2万5千円ぐらいする高級品です。

ただ、エイみたいな形になってて

革サドルの育成失敗してる気が…。

茶色に見える色も元々はパープル