先日友人が横浜で公演している劇団
四季のオペラ座の怪人を観に行った
という話を聞いた。僕はそういえば、
オペラ座の怪人って内容知らないなと
興味深々で聞いていたところ…唐突に
「ゆた。さんは興味ないですよね?」
と、言われてむくれた。そんなに
興味なさそうな態度だったろうか?
僕の知り合いに古墳マニアがいるのだが
彼の話すここの〇〇古墳はどうだ~とか
そういう話よりかは大いに興味をもって
聞いていたので、なんだか心外だ。
「よし、それなら行ってやるぜ!!」
と思ったので急遽初めての劇団四季へ。
しかし、大大大人気の公演のようで
既にチケットは全席SOLDOUT。ただ、
当日券の販売があるようだったので
横浜にある劇団四季の公演がやってる
"KAAT神奈川芸術劇場"へと足を伸ばした。
ちなみに当日券で販売される席数は
その日によって変わるんだけど本日は
わずかに12席だけ!しかも、劇場の
窓口販売のみで予約はできない感じ。
はたして買えるのだろうか…?
着いたのは10時3分。事前に別日に
10時に行ったら当日券2人目だった
という情報を手に入れていたので、
2番目狙いで10時に行きましたよ。
(初参加なのに1番乗りだと本気で
観劇する人みたいで恥ずかしい)
暑さには強いのでよっしゃ炎天下の
中での我慢比べといこうや!と一人
変に意気込んで来たけれど、自分の
想像と違って、当日券待つのは外の
灼熱の暑さの中ではなく、涼しい
劇場内のフロアで待つ形でした…。
しまった!こんな事なら編み物を
持って来ればよかったと思いつつ、
受付の人にオペラ座の怪人の当日券は
どこで買えるか訪ねると「建物5Fの
ホールで販売している」というので、
意気込んで向かうが、3Fまでしか
エスカレーターで上れませんでした。
("KEEPOUT"の幕が掛かってた)
既に3Fには何人か待機している
状態だったけど、12人よりか少ない
感じだったので帰らずに待っていると…
すぐに係の人が上から降りてきて、
待機してた人達に『らんぼうものめの
当日券のお求めでしょうか?』と話し
掛けました。僕はらんぼうものめ??と
思ったけれど、どうやら芸術劇場では
他の作品もやってるようで、僕以外の
人はそちらの作品の待機待ちでした。
つまり、どうやら自分がオペラ座の
怪人の当日券の一番乗り。恥ずかしい!
しかも、改めて僕はオペラ座の怪人の
当日券を買いに来た折を係の人に伝えると
驚いた表情で『早すぎるかな〜』と一言。
うそー自分すげー必死みたいじゃん…(笑)
開場90分前から当日券は販売するので
今からだと1時間15分は待つ事になる
ので、どうしますか?と言われたけど
もう既に並ぶ気満々で来ていたので、
そのまま5Fへと上がる事にしましたよ。
5Fへ上がると色々と合点がいった。
広いフロア右手が「らんぼうものめ」
左手が「オペラ座の怪人」を公演中。
まあ、左手はパーテーションがいっぱい
置かれていて殺風景で心細い感じ。
パーテーションの前にデジタルの
チケット販売機があって、その横に
『当日券は90分前から販売します』
と、先ほどスタッフの人に聞いた
情報が書かれた看板が出てました。
その看板の後ろに並んで待ちます…
1番最初に買えました!(当たり前)
劇団四季では席の料金が変動制で
ピーク・レギュラー・バリューと
3段階に分かれてて、大勢の人が
集まりそうな土日の昼間はチケットの
価格が高くなり、逆に人が少なそうな
平日の夜は安くなる。今回は日曜昼の
ピーク帯の値段なので割高な価格だ。
(当日券5,500円)
ちなみに当日券の販売状況は
10時18分に自分が並び始め、2番目の
人が来たのは30分後。そこから販売
開始時間まで若いカップルや夫婦が
列に加わったけど、11時半までに
来たのは自分含めて総勢8人でした。
つまりこの日は10時に来る必要なんて
全くなく、11時半過ぎに来ても全然
当日券が買えましたね。なるほど、
係の人に来るの早すぎと驚かれる訳だ…
~~~~~~~~~~
11時半にチケットを無事ゲットしたので
開演時間までにお昼ご飯を食べる事にした。
劇場入った左手にムースヒルズバーガー
というレストランがあったけど、すごい
混んでたので劇場前のローソンで適当に
買ってテキトーなお昼にしました。
おにぎりを食べてたら45分はすぐ
過ぎて12時15分の開場時間になった。
この日、当日券で販売されたのは
「サイドC席」という席でサイド席は
舞台を横から見る形になるから舞台の
視界がさえぎられ、見えない、または
見えづらいシーンがあるようで、特に
このサイドC席は舞台の視界が大きく
さえぎられるようだ。どんな感じに
見えるのだろうか?不安と初観劇の
ドキドキワクワク感を胸に入場した。
そんな「KAAT神奈川芸術劇場」のサイド
C席のBR1列21番から観た感じはこんな風。
(3階の席なので高いの苦手だと怖さあり)
サイドC席の中でも一番ステージが遠い
席を選べたのでそこにしました。ここなら
まだ角度が付くから観やすいかなと思った。
ステージを観るとこんな感じ。なるほど
手すりがあるから自分から見てステージの
右側が死角になっててほとんど見えないね。
でも身を乗り出したら余裕で見える!
と、思ったけど開演前のアナウンスで
他の人の観劇の妨げになるから禁止
行為で注意が入りました。そりゃそうか。
僕としては劇団四季、ミュージカルの
雰囲気が分かればOKだし、当日
売り場にふらっと行けば買えるって
気軽さでここに来たのでまあ良しだ。
しかし、神奈川民だけど芸術劇場は
初めて来たけども座席の座り心地が
フカフカでとても良いね。劇団四季
って女性人気が高くて、座高がめちゃ
めちゃ高い自分としては観劇の迷惑に
ならないか心配だったけど、座席の
配置にゆとりがあって、どんだけ
座高が高くても後ろの人の視界を
邪魔しない作りなのも好感持てたよ。
さて、座席も確保したけれどまだまだ
心配な事があって、それがミュージカルを
受け入れられるかどうか。子供の頃に
笑っていいともでタモリがボロクソに
ミュージカルの事を言ってたのを聞いて
育ったのと、来る前に劇団四季の公式
YouTubeで公開しているPVを観たら
ミュージカル特有の演技の合間に歌うのが
なんだか面白く感じて笑ってしまった。
もしも、劇中に自分が笑ったら…
劇団四季の猛烈なファンの方々に
タコ殴りにされないか心配してたら
すぐに公演時間になりましたぜ。
初ミュージカル・初劇団四季・初オペラ座の怪人の感想
・劇場の音響の良さに驚く
・持参した双眼鏡と観劇の相性の良さを知る
・内容知らなくても知ってた
オペラ座の怪人のイントロと
演出の派手さに鳥肌が立つ
・何でセリフが歌なんだ…(違和感)
・演者の高音の歌すごい上手だけど
セリフが聞き取れない…(字幕欲しい)
・音楽の天使にクリスティーヌ(ヒロイン)が
連れ去られた時の舞台装置の凄さったら!
気がついたら舞台にロウソクのような
物が立ってるんです。どうなってんだ!?
・セリフで歌うの違和感だったけれど
クリスティーヌと恋仲のラウルが愛を
確かめ合う場面の『あなたを愛す~』と
歌って「う」の発音で口をとがらせたまま
キスを始めた時は、愛を歌った余韻を感じて
ミュージカルならではの良さだと思った。
・物語として重要なオペラ座の怪人の
マスクが剝がされるシーンがサイドC席の
洗礼によって全く見えなかったのは残念
(ちょいちょい見えない所がありました)
・オペラ座の怪人の正体やら何やらで
最後にはポロポロ涙がこぼれ落ちてしまった
・終演後、キャスト陣が勢ぞろいして
お辞儀。万雷の拍手の中カーテンが
閉まって終わりかと思ったら開いて
またお辞儀~を何回も繰り返したのは
何回やるねん!と笑ってしまった。
以上、初観劇の感想でした。
正直、ミュージカル最高!とは
ならなかったし、僕は舞台観る方が
向いてるのかな〜と思ったけれど
歌ってた曲を調べたりすると歌詞が
出てきてセリフが分かったりして、
あの時こう喋ってたのかと分かり
改めて家でも泣けちゃうというね。
色々と掘り下げていくとより
楽しいのかなと思った。劇団四季。
ーお土産のプログラムー
いや、プログラム(2,200円)高いし
ストーリーを詳しく解説した物じゃ
ないって聞いたんだけど、休憩時間
(公演は第一部と第二部に分かれてて
間に20分の休憩時間がありました)に
グッズ売り場で買ってしまいました。
プログラムだけどキャストの情報が
載ってるのヤバくね?今回オペラ座の
怪人を観てこの人良いな~と思った
キャストが数名いて、他の劇団四季の
作品に出てないのかな?とか帰り道に
思ったのですが、プログラム読むと
他のどんな作品に出ているのかが
載っててさ!他の劇団四季の作品も
観てみたくなってしまったよ…
ー本日のキャストー
正直言うとミュージカル自体は
まだ抵抗が拭えないんだけれど、
劇団四季の公演って主役級の役でも
3人~5人の役者さんが演じていて
その日によって演じる役者さんが
違うだなんてさ、他の方が演じる
オペラ座の怪人はどんなだろう?
そんな事が気になって観たばかり
なのにまた観に行きたいとなってる。
うーん、これでミュージカルへの
抵抗が取れたら自分はどうなって
しまうのか、怖さすら感じる劇団
四季の『オペラ座の怪人』でした。
そういえば自分が座った席の後ろが
サイド立見席だったのですが、何か
メモを取りながら観劇している人が
いてすげー気になった。彼は一体
どんな事をメモっていたのだろう…
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