どうも、夏になるとホラーゲームが
やりたくなるゆた。ちゃんです。
ちょうどそんな時にSwitchのDL版の
セールで安かった『NG』を
プレイしたので感想を残します。
"NG"はデモンゲイズ・オペレーション
アビスなどのダンジョンRPGで有名な
『エクスペリエンス』が出す心霊ホラー
アドベンチャーで、前作死印に続く
心霊ホラー第二弾の作品です。
死印の感想はこちら→●
主人公の"鬼島空良"(名前・容姿変更可)は
喧嘩の強い高校生。母子家庭で母親を
2年前に亡くし、叔母の"鬼島那津美"に
引き取られるが一緒に暮らしてはおらず、
アパートで一人暮らしをしています。
叔母の鬼島那津美はホラー作家をしつつ
夜はBAR黒兎を営業していて、主人公は
夜のバー営業中は叔母の子供を預かって
面倒を見ています。そんなある日、家の
前に落ちていた黒い葉書を手にすると
次第に自分の周りで変な事が起こる。
なぞなぞが書かれた不気味な葉書
おかしいけれど別に気にはしてなかった。
しかし、ある日預かっていた叔母の娘
"鬼島愛美(あみ)"が消えてしまいます。
狼狽える主人公の前に黒い葉書の
送り主怪異かぐやが現れます。
かぐやは主人公に一緒に遊ぼうと
言ってきて、遊ばないと愛美は
帰らないという言葉を残して
消えてしまいます。
かぐやの遊びとは?
〇〇遊びという抽象的な言葉を
残すだけのかぐや。〇〇が何か
調べていく内にかぐやとは別の
怪異と遭遇し、その怪異と戦う
嵌めに…。そう、かぐやの言う
遊びとはかぐや以外の別の怪異と
戦わないといけないという遊び。
もう遊びも命がけです…
怪異を調べるうちに集めたアイテムを
駆使して怪異と戦います。怪異を
消滅させるには2つ方法があって、
1つは怪異に霊的な苦痛を与えて
消滅させる"デストロイ"。もう1つは
怪異のいわくを知り呪いを打ち消し
救済する"キュア"の2パターン。
どちらの方法でも主人公は助かるの
ですが、デストロイで倒すと同行した
仲間の一人が呪い殺されてしまい、
それ以降のストーリーにも出てこない。
(ちなみに前作死印は同行者の死の
場面がエロかったけど、今回は
グロくなりました。そういうの
わりと大丈夫な自分もゲゲッと
感じる物もあったので、グロいの
苦手な人はちょっと注意が必要)
怪異という恐怖、死への抗い
はたして義妹を救えるのか…
そんなゲームが『NG』です。
没入感がアップ。日常が怖い
さて、前作死印と結構変わったと
思える部分があったので、前作との
違いを感じた部分をご紹介します。
前作『死印』は館が本拠地で怪異の
噂のある地へ車で向かってましたが、
今作は主人公の住むアパートが本拠地で
より日常が描かれるようになりました。
出掛けた際にいつも通る高架下や
ボロいアパート、湿気を感じる雰囲気で
今作はそんないつも目にする場所が
怖く感じる、そんな恐怖感がありました。
自宅内。どうも落ち着きません
人が来た際に覗くドアスコープも
怖かったです。じっとりした汗が
己の背中を流れるような怖さ…
いつも通る帰り道の薄暗い高架下。
証明写真機の中に誰かいるようで、
足が見えました。調べてみると
『カーテンを開けてみますか?』と
表示されて…あなたならどうする?
待望!UIが改良
死印で多いに不満だったユーザー
インターフェース。特に自分は
マップが不満で慣れるまでは
なかなか行きたい方向に行けず
腹が立ちましたが、NGでは
マップが簡略化されて操作感UP。
心霊ホラーシリーズは探索パートで
仲間の中から同行者を一人選んで
進むのですが、連れてる同行者に
よってはこれ以上進めないって
場面があります。都度マップの
入口に待機させているもう一人の
同行者へとチェンジさせないと
ダメなのですが、これが面倒で…。
ただ、マップが簡略化したので
NGではそんなに手間に感じず
イイ感じでUIの変化を感じた。
他に新たにDマンと名乗るモノから
謎のメールがたまに送られてくる。
(通称Dメール) 謎を解き明かすと
"Dカード"という怪異のお話が
書かれていて、物語の世界を
広げてくれるカードがもらえる。
一本道だったストーリーの
合間に物探しの要素が加わり
退屈しにくい作りになった〇
前作から気になる悪い点も
ただ、スキップの遅さは変わって
いないのは気になった。初見で
怪異と戦うとゲームオーバーに
なりがちなこのゲーム、リトライの
画面を何度も見ることになるけど、
リトライしても怪異にやられる
少し前に戻されるのがストレス。
怪異にやられた直前まで戻りたい
のに、ちょっと前に戻されるので
何度もリトライした際に気になる。
次回は改善されてて欲しいけれど
2作目で直ってないって事は何か
意図した事なんだろうか…?
ちなみに1周15時間以上掛かりました。
(Switchのプレイ履歴調べ) 死印は
クリアまで7時間程度だったので、
ボリュームは2倍に。正直、死印は
短さが不満だったので今回プレイ
時間が増えたのは嬉しかったね。
▲NGで追加されたジャッジシステム。
会話に対してどのような態度をするかによって、
キャラクターの親密度が変化します。
クリア後、キャラクターの親密度に
よって各キャラのプロフィールが
見れるようになったりするのも〇
死印、NGと着て段々と良くなってきた
心霊ホラーシリーズ。第三弾は死印の
続編に当たるようなので楽しみです。
タイトル:『NG』
対応機種:Vita / PS4 / Switch
発売日:2019年10月10日(Switch版)
総評:『夏にぴったりなグロホラー』
(評価5点満点中3.8点)
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