家に帰って悲鳴をあげた…
クリスマスも過ぎたというのに
シュトーレンの材料を買いに行き
粉糖を買い忘れた。翌日粉糖と
そういえば家に無かったわ～と
グラニュー糖を買って帰ってきて
袋を開けて声にならない声が出た。
ホームアローンの強盗役
ダニエル・スターン(ノッポの方)が
痛い目に合ったような声だった。
なんでかって？袋を開けてみたら
粉糖じゃなくグラニュー糖が
大小サイズ違いで入ってたのだ！
小さい方は粉砂の筈だったのに！
まさか同じ商品を2つ買うとは
とんだドジです。ヨボヨボ…
あーもー！ボクは焼きドーナツも
だけど過剰にまぶしてる粉糖とか
キライだなー！って事で、今回の
シュトーレンは粉糖なしで！
今回はYouTubeで見つけた動画を
参考に作りました。時間は掛かる
(3時間ぐらい)けど簡単でしたね。
主な材料。ローマジパンが聞いた
事なくお店に行くと3種類あって、
どれにするか迷った。店員さんに
「シュトーレンを」と言っても
時期過ぎてるのにこのオヤジは
何やってるんだろう…という目で
見られるだけで、店員さんも
イマイチ分かっていないようで。
結果一番高いローマッセという
マジパンを買ったけど、どうやら
正解だったよう。白のと茶色のが
あったけど白のはケーキなどの
デコレーションに使うやつのよう。
(元パティシエの友達談)
粉類とスパイス、牛乳に卵を
入れて捏ねていく。スパイスは
アニスパウダーってのが初耳で
スーパーなどを見て回ったけど
なかったので使ってません。
10分程捏ねて
生地に刻んだクルミ、レーズン
ミックスフルーツを入れていく。
自分はみんな大好き冨澤商店で
見つけたラミーフルーツという
フルーツ漬けを使用しましたよ。
～ラミーフルーツ～
レーズン、リンゴ、パイン、
クランベリー、オレンジピール、
レモンピールの6種類のフルーツを
ラム酒で漬け込んだもの
フルーツなどを混ぜて捏ねて
ラップして30度で1時間発酵させます
エアコンのないウチだと冬に30度の
温度はどうやる？って話だけど、
ボクはこたつの中に入れて布団を
一部テーブルにかけて開けておいて
温度調整しました。が、1時間も
発酵したわりに見た目の変化なし。
こたつ発酵、大丈夫だろうか…
生地を麺棒で伸ばして
そこにローマジパンを乗せて
3つ折りにする
オーブンで焼く前の状態。見た目
分からないかもだけど、市販の
シュトーレンよりも大分大きい。
170℃のオーブンで40分焼きました
もうちょっと側面に焼き色があったら
よかったなー。40～45分焼くって
話だったけど、これ以上側面の
焼き色を追うと真ん中の焼き色が
焦げ色に変わるかなと自重しました。
焼き上がった所に溶かしバターを
塗ってその上にグラニュー糖を
まぶすんだけど、バターを塗る
ハケが無い事にここで気づいた…
しょうがないので溶かしバターを
上から垂れ流してかけて、そこに
グラニュー糖をまぶしました。
「半日から一日置くと砂糖に
バターが染み込んで少し
湿ったようになる」って動画だと
話してたけど、全然変化が
見えませんでした。大丈夫か…
うーん、やっぱハケがないので
側面のグラニュー糖はかかって
ない感じに仕上がりました。
バターとグラニュー糖が混ざって
固まった「バター溜まり」も発見…。
バターが勿体ないしハケはあった
方がいいなーと感じました。
おおー！正直少し不安だったけど
包丁でカットしてみると、中身
シュトーレンでホッとした。
味の方も先日頂いたシュトーレンも
美味しかったけど、まさかの自分の
作ったやつの方がしっとりしてて
美味しいー！！！という結果に。
全然、粉糖なくても良いわ。
ちょっとビックリするぐらい
美味しくできたので、ジムの
知り合いに配ろうと準備。
(※)注意女の子ではありません
残念ながらオジサンです
しかし、家にあったシナモンなどを
除いても材料費は3千円掛かった。
プロが作ったのを買った方が安い
お菓子作り。不思議だねぇ…
