先日クリアしたPSの「黒の十三」を
わざわざ遊ぶために押し入れから
引っ張り出してきたPSone本体。
久しぶりに出したしすぐ片付けるのも
勿体ないので、積んでたゲームを
やってみようと思った。それがコレ。
『クロス探偵物語』
実は昔、最終話まで遊んでたんだけど
ああすごく面白いのに終わっちゃう…
悲しい…と途中でやめてしまいまして。
で、結構内容忘れていたので最初から
始めてやったけどやはり面白かった。
散々名作と言われてきたゲームだけど
ファミコン探偵倶楽部もフルリメイク
される時代になったし、クロ探の新作を
期待しつつ感想を纏めておきたいと思う。
◆とにかく先が気になる物語◆
35歳という若さで亡くなった父親。
2億という莫大な保険金をかけた
数週間後に交通事故で亡くなる
なんてなぜ!?ともう物語に夢中。
そんな父親の情報を探りつつ探偵業を
こなして行くのですが、警察も自殺と
判断した完全密室での事件や、学校の
先生が次々と病気で倒れていく
不可解な事件などなど。続きが気に
なって仕方ないゲームでした。
◆ときめく音楽◆
OPムービーの際に流れるP5の曲
(ペルソナ5じゃなくピチカート5)
『大都会交響楽』が明るくてもう
聴いてるとワクワクしちゃう曲で…
これからどんな物語が始まるのかな
って胸踊っちゃうんですよねー。
20年以上前の曲とOPとは思えない
センスだと今見ても思う。作中に
流れるBGMも耳に残るものが多くて、
サントラが出てないのが不思議な程。
(売れなかったからだろうが…)
◆キャラクターの完成度が高い◆
セガサターンの作品のイラストが自分に
刺さるのは世代だからだろうか?
(自分がやったのは後発のPS版で
元々はSSのタイトルでした)
僕は昔センチメンタルグラフティという
ギャルゲーのイラストに恋をしてしまい、
(これもセガサターンのタイトルだった)
発売前のイベントにも参加するぐらい
好きだった。当時は学校終わりに皆で
サッカーをしてたんだけど、脚の速い奴を
追うのに好きだったセンチのキャラの
名前を叫びながら走るとアドレナリンが
ずんどこ出てきて追いつけたんです。
それぐらい好きだったんだけど、
日も暮れた真っ暗のグラウンドに女の
しかもギャルゲーのキャラの名前を
叫びながら走ってるやつがいるとか、
ああ、今思うと気持ち悪すぎるけど
いい思い出だなぁ…(黒歴史)
話がそれたけど作画監督の玉置一平氏が
描き出すキャラは20年以上経った今でも
魅力的。男キャラは見た目は良いけど、
スケベなのが多く女に弱くどこか三枚目
「ボクはな美しい女性が自分以外の
男とHするのが何よりキライなんだ!」
このゲームで随一のイケメンキャラな
マークもこんな男らしい台詞を(笑)
逆にどこかダメな男キャラに対して
女キャラはかわいかったり美人な
キャラが多い。むしろ多すぎる位で、
どのキャラが好きだった?と話したく
なるぐらい良いキャラが溢れてます。
◆ビックリするぐらい速いロード◆
PSのタイトルといえばシーク音鳴らした
読み込みが入っちゃうものだと思ってた
けど、このゲームはロードの読み込みが
ほぼありません!今ではロードが速いの
なんて当たり前だけれど、20年以上前の
CD媒介の物とは考えられない快適性。
「ゲーマーなら一度は体験して
欲しい。それがマッハシーク」
◆悪い部分も…◆
前フリで話した父親の死や気になる
他のキャラとの関係性が語られる事
なく終わっている部分はマイナス。
(それもあって続編希望なんだけど)
また探偵として辺りを「探す」時に
判定が厳しいのも改善点。クリック
する箇所が小さくて、そこを押したと
思ってもきちんと押せてないとダメで、
進行が迷宮入りしそうになったりした。
(ただヒントがしっかりしてるので、
捜査がダメなのか、それとも聞き込みが
甘いのかなどのヒントが出るのは○)
あとは今どきのゲームでは見なくなった
残虐性の高い死体が出てくる事かな。
その分怖さを感じて自分は好きだけど、
残虐表現が苦手な人は目を伏せるかも?
これぐらいの残虐表現は結構普通で
顔が凹む主人公。くわばら…くわばら…
(死んだフリをして乳を揉んだ制裁です)
21年前のタイトルだけどサクラ大戦も
新作が出るし、ぜひ令和に新作出して
欲しい!2年前にワークジャム関連の
譲受したので、正直楽しみにしてます。
今回は触りだけで続きは続編で!って、
続きが気になる終わり方だけして続編が
一向に出ない-CHASE-ともども(笑)
アークさんにはクロ探の続編を期待。
こちとら、女子高生2人組の剣をめぐる
関係性が気になりつつも、実はまるで
意中にない様子だったのに友子と
剣がくっつくんじゃないのか…と、
親父の死の真相より気になってもう!
(ヲタク特有の早口)
アークさん本当お願いします。
まるでギャグゲーのような画像の
使い方になってしまったけど、
ホロリと泣けるお話もちゃんと
あるので、気になった人はぜひ
とも遊んでみて欲しいねー。
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