最近スパイダーマンの新作を観た。
映画は面白かったけど「あれ？」と
思うシーンがあって。しかも冒頭から…
前作も観たのに最初から訳わからん！
こんなシーンあったっけ！？って感じで。
気になって調べたらMARVELの
ヒーロー達が一同に集まる映画
アベンジャーズを見れば分かるようで。
で、アベンジャーズを観てみたら
アイアンマン、キャプテンアメリカ、
マイティソー、ハルク辺りは作品を
見たことなくても知ってるけれど、
女スパイのブラックウィドウや
ガーディアンズなんてのも出てきて…
結果、スパイダーマン以外の他の
ヒーロー達も気になってしまい
お盆休みは映画漬けの日々です。
でもずっと家に閉じこもってるのも
精神衛生上よろしくないので、外に
出て横浜は黄金町にある大好きな
映画館ジャックアンドべティへGO！
(外出ても映画かよ)
「愛がなんだ」
久しぶりに邦画を観た気がする。
角田光代さん原作の映画でこの人の
書籍「降り積もる光の粒」という
旅エッセイが好きだったので観に来た。
恋をすると仕事も手につかず自分の
ことを全て好きな人にあてちゃう
OLテルコと自分に自信が持てない
ダメ男マモル。そんな二人を取り
巻く人々の姿を描いたお話。
二人の事をかいつまんで説明すると
仕事の電話は出ないくせに好きな
男からの電話は秒で取るような女が
テルコ(笑)で、マモルは家に呼んどいて
深夜に女(テルコ)を追い出したり…
この映画ちょっと間違えばヤバイ女と
ダメな男の恋愛模様で共感できずに
全く興味が沸かなくなって退屈な
2時間を過ごす事になってたと思う。
でもそうならないのは役者さんの
演技の上手さで、特にテルコ役の
岸井ゆきのさんの演技は初めて
観たけれど驚いた。うわぁ…と引いて
しまうような片想いの仕方をしてる
筈なのにどこか応援しちゃう。
劇中でも親友の葉子に言われてましたが
嫌な事があってもマイナスな言葉を
言わずとにかく明るい演技がよかった。
嫌なことがあったらご飯が喉を
通らなくて何も食べずに寝る。
なんて事を自分はしちゃいますが、
テルコは嫌なことがあっても
美味しい物を食べたら美味しいと
表現できて見習わなきゃなーと。
他の登場人物もだけど何だか憎めない。
各々の恋を応援しちゃうのが不思議。
ただ成田凌演じるマモルは自分を
モテない男と言い、格好もダサい筈
なんだけど、成田凌がカッコいいので
モテない言うのは嫌味に感じた(笑)
すごく泣けた！とか幸せなお話で
胸がいっぱいになったって話ではない。
ただ普段恋の話なんてまるでしない
ボクがこの映画を観たら無性に
恋バナがしたくなった。
全てに共感はできないんだけど、
所々「あーわかる」とか思ったり。
キラキラした青春の恋模様じゃなくて
人間のダメな所もいっぱい描かれてて、
全然爽やかな恋じゃない所もよかった。
愛がなんだ。愛ってなんだろう？と
考えさせられる映画でした。テルコの
究極で永遠の片想いの行方をぜひ
色んな人に観て欲しい。まじで。
恋愛が上手くいってる人よりも
恋愛を拗らせてる人や上手く行って
いないって人に一度観て欲しいね。
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