Info
編集

映画でも泣けた『オペラ座の怪人』

2024/08/17
『オペラ座の怪人』とても良い公演で
2004年公開の映画も良いと聞いたので
観てみたいな~と思っていたところ、
公開20周年記念でちょうど今映画館で
デジタルリマスター版がやってました。
渡りに船とはこの事か?ファントム、私も
船で貴方の世界へ連れてって~と映画館へ
足を運びました。以下、ネタバレありの
映画「オペラ座の怪人」の感想なので
ネタバレ苦手な方はブラウザバック推奨。

『オペラ座の怪人 4Kデジタルリマスター』

~主演~
ファントム(ジェラルト・バトラー)
クリスティーヌ(エミー・ロッサム)
ラウル(パトリック・ウィルソン)

監督: ジョエル・シュマッカー

2004年公開の映画でミュージカルで
大きな成功を収めたイギリスの作曲家
アンドリュー・ロイド・ウェーバー版の
ミュージカルをベースに作られていて、
先日観た劇団四季の公演をもう一度
観ているような気分で違和感なく観れた。

それにやっぱり映像ならではの良さも
あって、特に自分は冒頭の1919年の
映像はモノクロで表現されていて、
その後、タイムスリップして1870年代の
オペラ座が栄えてた時代を映す時に
徐々にモノクロの映像からカラーに
なっていく瞬間がとても色鮮やかで
美しくて印象に残っています。それと
映画はより派手な演出でシャンデリアの
落下のシーンはもう圧巻でしたね…!

あと嬉しいのが四季のオペラ座の怪人を
観た時にセリフ(歌)が聞き取れずに
字幕が欲しいと思ったけど、こっちは
全てのセリフに字幕があったので今回
よりオペラ座の怪人を理解できたよ。

ファントムの生い立ちも映画版だと
深堀りされていて、とても悲しい
お話だけど、よりクライマックスの
切なさに繋がっていて好きだった。

映画も観てよかった~!!

ただ、映画版観て疑問に感じた部分が
新たに1つ出てきたのと逆にオペラ座の
怪人でモヤモヤしてた部分が納得いった
部分が1つあるので、ブログに書き
残しておきます(完全な備忘録です)。

▼冒頭のオークション▼

四季版も映画も始まりがオペラ座での
オークションのシーンからで猿の
オルゴール人形を競るところがあるの
ですが、あのシーンって映画版だと
クライマックスのシーンで繋がるけど
四季版だとそこまで重要じゃない??

あのオークションのシーンって、僕が
初劇団四季・初オペラ座の怪人って事も
あって全然理解できなかったんだけど、
それが普通だったのだろうか…?

▼クリスティーヌのフラフラ感▼

結構ヒロインのクリスティーヌが
2人の男性のどっちにもいい顔して
フラフラした印象だったんだけど、
年齢を知って納得しました。まだ
16とか17歳だったんですね…!!

四季版観てて23とか24歳を勝手に
イメージしてました。16歳とかで
2人の男に言い寄られてたらそりゃ
フラフラしちゃうかなと納得したよ。

~~~~~~~~~~

ジェラルト・バトラー版オペラ座の怪人の
映画を観て劇団四季のオペラ座の怪人も
素晴らしかったな~とあらためて思った。

映画だと撮り直しできるけど、公演だと
ミスできないし、それと劇団四季のやつは
舞台の上で色々な場所や風景を演出して
再現してるのは物凄いわ。もう四季の
公演観たの3週間前だけど、今でもあの
ファントムの隠れ家にクリスティーヌを
連れ行く時の演出の凄さが忘れられないし…

映画と四季で最後は違っていたんだけど
前者はより哀しい愛のお話だったと実感し、
後者は演出の凄さやショーとしての高揚感を
残した終わり方だったな~と感じました。

結論:「オペラ座の怪人は劇団四季版も
20年前の映画版どちらもすごかった」
パンフレット 880円

上映後、売店でパンフレットを購入。
自分は映画館で映画観て気に入ったら
パンフレット買うのが楽しみなんだけど、
買ってる人は僕含めて2人しかいなかった。
皆、パンフレットって買わないのかな?

四季版とバトラーの映画版を観ていくつか
気になってた部分があったんだけれど
パンフレットを読んだら概ね解消したし、
映画の名シーンがカットで載っていて
とても良いパンフレットだと思います。

この映画好きだったら絶対劇団四季の
オペラ座の怪人も好きになると思うし、
逆もまた然り。僕は映画ってどんなに
良くても一度しか観ない人なんだけど、
この映画はもう一度観たいし、何なら
劇団四季のオペラ座の怪人も観たい!
ブログのコメントでオススメされた
ってのもあるけど、最近原作である
ガストン・ルルーの小説も買って
しまったよ。でも、去年「1ヶ月に
3ヶ月坊主になり、活字を読めない
オジサンになってるから怪しい限り…

(ブログで後日、小説の感想が
出なかったらお察しください)
web拍手 by FC2