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ヌーボラで編むぺたんこバッグ

2024/01/08

今年話題になった糸、パピーの
ヌーボラを使ってぺたんこバッグを
編みました。マスク作りの紐に
使えると一時はお店から姿を消した
ヌーボラですが、自分はヨーロッパの
手あみ(2020春夏号)に載っていた
サークルバッグに惹かれまして。

編もう編もうと材料だけは揃えて
いたのだけれど、先日町田の
オカダヤさんでこのサークル
バッグが展示しているのを見たら…
 
『何だかイマイチなような?』

なーんて思っちゃいまして。
数ヶ月前の自分の若気の至り
がく然としたしたものですが、お店で
ちょうどヌーボラで編んだ他の作品が
目に入って、そっちがいいなと心変わり。
都合よくこの作品もサークルバッグ
編みたさに買ったヨーロッパの手あみ
(2020春夏号)に載ってたので、
編んでみましたよ。
 
ただ、ニッターあるあるであって
欲しいのですが編み物歴もある
程度になってくると、手芸針は
だいたい揃っていて、今回の針も
家にあるだろうとよく編み図を
見なかった結果…
 
用具 棒針8ミリとありまして

8号じゃなくて8ミリ、
なんじゃそりゃ?と調べたら
日本だと『ジャンボ8ミリ』
というサイズになるらしい。
そんな号数の針はないし、男の自分が
持つバッグなら掲載作品よりも大きく
作りたいな~と、自前で一番大きな針
(12号)を使って、目数と段数を
1.5倍に増やして編みました。

サイズ感は横36cm×縦38cmと
一回り大きくできました。
このぺたんこバッグ、ガーター編みと
メリヤス編みで編むだけと、技法自体は
簡単なんですが、二本取りで編んでるのと
ヌーボラの材質がポリエステル100%で
ちょっと編みにくかったです。

先日まで冬糸を編んでたので、バリバリの
化学繊維は編んでて手触りの良さなんて
微塵も感じないのがより気になった。
編み物って長時間毛糸に触れるからこそ、
糸の手触りも重要だと思うので、その点は
残念だったんだけど結構しっかりした
編み地に仕上がります。さすがは
ポリエステル100%ってとこでしょうか。


作り方としては輪に編んで底をはいで、
別糸をほどいて持ち手を作るだけ。底は
マチのある作りでも全くないのですが、
ヌーボラが剛性もあるけどやわらかい
作りなので結構口も広がります。

さて、ここからはぶっちゃけ話という
名の反省会。7月から始まったレジ袋
有料化に対抗して大きめに作ったのだ
けれど、正直持ち手の部分が貧弱で
重い物を入れるのには向いてません。

ペットボトル一本の重さでも編み地が
大分引っ張られます。持ち手の口の形が
何だかバッグが悲鳴をあげてるような…。
編んでみて思ったけれど、このバッグは
編み図どおりの大きすぎず小さすぎない
絶妙なサイズ感がベストだったんだなと💦

当たり前だけど裏返すとガーター編み
メインだった編み地がメリヤスメインに。
リバーシブルに使えるのは良いね。
自分は何だか失敗しちゃいましたが
濡れてもすぐ乾くし、洗濯もできるので
ガンガン使えるし、また持った時の
軽さにはビックリしますよ!

うーん、持ち手の部分を多めに段数
編んで折り返して編み地を縫い込んで
厚みを増したら持ち手も頑丈になるかも?
 
今年の夏はバッグ作りや使えるバッグを
探す事になりそうです。コンビニでも
レジ袋有料なのは思いのほかダルいね~
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