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全く覚えてない日光の思い出

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栃木県の日光に家族で行ってきました!
小学校の修学旅行以来の日光で30年ぶり。
最近は友達との約束すら忘れるように
なってしまった自分。そんなポンコツな
僕が30年前の事なんて覚えている訳も
なく、小学生の時に来た日光の記憶が
ほとんどない。だから、今回は記憶に
残す旅にしようと思っていたのですが…
残念ながら今回も記憶に薄い旅に
なってしまいました…。なので、せめて
ブログに書き残す事で自分の記憶に
残ればいいなといつもの備忘録として
ここに書き残そうと思います。

10月26日(土)朝4時に車で出発。
前の週のマラソン大会も始発出発で
2週連チャンで早起きでさすがに
眠かった。なぜこんな朝早く日光を
目指すかというと、紅葉シーズンで
いろは坂が渋滞するからです。

華厳(けごん)の滝


神奈川から車で3時間。いろは坂を
登って華厳の滝の駐車場に到着。まだ
朝の7時台だからまだまだ駐車の余裕が
あったけど、1時間も経ってくると車で
いっぱいでした!早起きしてよかった…

日光は標高が高く寒いと聞いてたので
満を持して初のロピーセーターを着て
行こうか迷ったけれど、さすがにまだ
早いと思いトラウトベストで行きました。

が!車を降りると肌寒いッ!
だけど、この辺はデートスポットで
カップルもいてミニスカートの女子も
居たので、寒いとか言ってられなかった(笑)

「華厳の滝エレベーター」

え、華厳の滝ってエレベーターで下に
降りたっけ?となった自分。半世紀前に
ここに着た母ですら覚えていたのに…
(ヨボヨボ)


せっかく来たので往復600円のキップを
買って下へと降ります。改札で係の人に
キップを見せると改札ハサミで手際良く
チョキンと切ってくれました。昭和の
おじさんは懐かしい気持ちになって〇


エレベーターで100m下へ。
そこから歩いてスロープ状の廊下と
階段を下りていくと外に出れました。


おおおー!!まだ早いと思ったけど
結構色づいていて紅葉が美しい!!
(だけど高所恐怖症なのですげー怖い…)

30年ぶりに見る華厳の滝!!

ここまで下りてきたら小学生の頃の
記憶も蘇ってきてここ来た事ある!と
なったのが個人的に面白かったです。

ーこの日のゆた。コーデー

Tシャツ、Yシャツ、トラウトベストと
3枚着て行ったけど肌寒い。胴体は
寒くないんだけれど腕が寒い。しかし、
tenoldさんのトラウトベストは軽くて
暖かかった!これセーター編んだら
すごく良いのでは?とフェアアイルの
セーターがちょっと編みたくなったよ。


エレベーターで地上へと上がりました。
ちなみに600円払ってエレベーターに
乗らなくても外からも華厳の滝が
見れるのでそっちも見てみる事に。


エレベーター降りた場所から100m
上から見ると上流にある中禅寺湖から
流れてきて水源が落ちていくのが
見えました!600円ケチって上から
見るだけでも有りかな〜と思うぐらい
上から見るのも華厳の滝キレイでした。


朝ご飯は前日にお弁当を作っておいて
駐車場に着いて食べて出てきたので
お腹いっぱいだったんだけど、自分
お団子に弱いので華厳の滝名物らしい
けごんだんごの文字に惹かれてしまった。

けごんだんご 140円

小ぶりのお団子が4つ刺さってました。
味は甘さは控えめで結構塩っぱいけど
歯ごたえがあって好みのお団子でした!

日光東照宮


車でいろは坂を下ってきて東照宮へ。
こんな所だったっけ??と思った
日光東照宮。そういえば、小学生の頃
ここで先生が奥に見える一ノ鳥居が
映る感じで6年生みんな揃って記念
撮影を撮ったような気がする。

(ちなみにこの東照宮の入口で標高が
634mでスカイツリーと同じそう)

(Kodak FZ-45撮影)

一ノ鳥居をくぐると左手に五重塔があり
右手にはここ日光東照宮にお墓がある
徳川家康が天下統一後に好んで使った
『福徳円満』という言葉から取った
"福徳大福"が販売されていました。
【福徳円満】
幸福や財産に恵まれ、満ち足りているさま

なので一ノ鳥居の先の広場には五重塔を
撮影する人・福徳大福を食べている人・
拝観料のチケットを買うべく受付に
並ぶ人(外国人も多くすごい列でした)が
集まりものすごい人がいました。


拝観料1,600円。こんな高かったっけ?
チケット買うのに25分ぐらい掛かった…
標高の高さもあるし、人混みが苦手な
人だとこれだけで疲れちゃうのでは?

ー表門ー


拝観チケットを係の人に渡して表門を
くぐると目の前に「三神庫(さんじんこ)」
門に近い方から下神庫・中神庫・上神庫に
なっていて祭具を閉まっておく倉だそう。


表門を入って左手には「神厩(しんきゅう)」
神様にお仕えする神馬(しんめ)を繋ぐための
建物(厩舎)だそうです。ここだけ境内唯一の
素木(しらき)造りで雰囲気が違いました。


東照宮と云ったらな「見ざる聞かざる
言わざる」の三猿。何で馬を繋いでおく
厩舎に猿の彫刻があるんだろう?と
思ったけど、昔から猿は馬を病気から
守るという信仰があるとか。なるほど~

30年前には無さそうな英語で
書かれたゴールデンアロー


新厩の先には国宝となっている
『陽明門(ようめいもん)』が!
日本を代表する美しい門といれれ
いつまで見ていても飽きないから
「日暮の門」とも呼ばれているそう。


奥に進んで行き山道前の回廊に有名な
国宝『眠猫(ねむりねこ)』の彫刻が。
久しぶりに見たけど眠猫はこっちだよと
案内看板が結構出てました。30年前は
こんなのあったっけな~(覚えてない)

ー山道ー


石段を207段上った先に重要文化財の
『奥社宝塔』徳川家康のお墓です。
結構、階段の段差が高くてしっかり
足を上げて登る感じになって、ここに
来るまででいい運動になりました(笑)

のどが渇き飲み物が欲しくなったら
ちょうど自販機があるけど、お値段が
ちょっと足元を見た値段になっています。
(お茶200円)

標高634mから頑張って階段を踏み越え
ここまで上ってくると、緑も深くなって
物静かな雰囲気でおごそかな場でした。


他にも撮影禁止の鳴き龍が天井に
描かれている薬師堂も拝観しました。
龍の顔の下で拍子木を打つと音が
グワワーーーン!!と反響して
本当に龍が鳴いているようでした。
龍の顔とは離れた位置で拍子木を
打ってもカーン!と拍子木が鳴る
だけで、何とも不思議な体験だった。


さて、30年ぶりに東照宮に来たけど
だだっ広く人が多すぎる。ゆっくり
見れなくて、忙しない感じがして
僕は東照宮はあんまり好きじゃない
って感じた。きっと小学生の頃に
来た時も気に入らなかったのだろう。
だから、全然覚えてなかったんだな〜
(東照宮好きな人スミマセン)

(ちなみに東照宮の知識などは帰って
来てブログを書くおりに調べた物で、
知ってるのと知らないのとでは全然
見え方が違ったから、東照宮回るなら
音声ガイド(600円)使った方が吉です)

ソフトクリーム 400円

東照宮を降りて来てお土産屋さんで
ソフトクリームを食べて休憩。味は
珍しい湯葉(ゆば)味と迷ったけれど、
栃木らしいレモン牛乳にしました。

美味しかった!(レモン牛乳好きな人)

神橋(しんきょう)


休憩後、東照宮から歩いて10分ぐらいで
甥っ子が行きたがっていた神橋に到着。
(↑の写真は『二荒山神橋』と書いてて
二荒山をご神体としてまつっている
二荒山神社の建造物なので二荒山神橋)


橋の下を流れる大谷川が蒼く美しく
朱塗りの神橋がひときわ目を引く。
写真には納めなかったけどちょうど
結婚式を挙げる予定の男女が和装で
男性が袴姿、女性が白無垢で神橋を
渡っていて神々しくて素敵でした!

くじら食堂


時間がちょうどお昼時だったので
神橋からほど近い場所にあるこちらの
『くじら食堂』さんでお昼にしました。


店内は薄暗くて何だかムーディーでした!
夜はバーをやってるようで正式な店名は
『Bar de nikko くじら食堂』のよう。

日光にある「くじら食堂」は別の場所に
ある本店の方でメニューが大分違うので
注意。こちらはトマトとデミソースの
2種類のオムライスを肉団子有り無しで
合計4種のランチメニューだったよ。

デミミートボールオムライス 1,400円

メニューに「デミミートボール
オムライスカレーのご飯です」
書かれてて、何味のオムライス
なんだろう?と思ってしまった。

食べてみて分かったけど、ご飯を
カレー粉で炒めたものでした。
その上にふわふわの卵に肉団子と
デミグラスソースがかかった一品。

カレーのご飯とデミソースって味が
強くないかなと思ったけど、そんな
事なく意外とマッチしててボリュームは
物足りなかったけど美味しかったです!

────────

その後、自分が栃木に来たなら欲しいと
思っていた益子焼のお店を探したけど
日光には駅そばのお店一軒しかなかった…。
来る前にテレビで日光に来てて看板に
「益子焼」って出てたから日光でも
売ってるんだな~と期待したのに!

ちなみにそのお店の前も通ったけど、
看板だけ出ててお店は閉店してた。
観光協会の人いわく宇都宮まで出ると
益子焼のお店が増えるそうです。
実は最初に行った華厳の滝の周辺に
益子焼のお店あったんだけど東照宮
周辺にあると思い込んでて、全く
見なかったのは完全に失敗でしたね…。

日光お土産


そんな悔いの残る今回の日光日帰り
旅行の自分へのお土産。益子焼を見た
日光の彩(いろどり)工房さんの日光
彫りの木製の栞(しおり)と東照宮の
眠り猫のお守り。木製の栞とか珍しくて
可愛らしすぎるけどお気に入りに。
さて、今回の日光日帰り旅もブログに
書く事によって少しは思い出の箪笥に
入れられたかも。益子焼はまた栃木に
行ったらゆっくり見て回りたいね。
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