ブログを新しくしたのとちょうど
今編んでるって事で、あらためて
自分なりの靴下のかかとの編み方を
簡単にまとめておきたいと思う。
▽ショートロー▽
自分が一番最初に覚えたかかと編みで
技法も簡単。トリ頭でいつも「右上
二目一度」ってどうやるっけ?と、
左上~とごっちゃになって毎回悩む
自分でも覚えられるのでオススメ。
参考本はブティック社より出てる
「手編みのあったかくつした」
2012年発行だけど本屋さんだと
最近は見ないかな。良書なので
気になったら探してみて欲しい。
1. 減らし目をする
目数はサイズによって変わるけど、
まず目数の半分の目を編まずに休ませ
もう半分の目で踵を編んできます。
表側は表目、裏側は裏目で編んで、
表側の両端は減らし目(右端は左上
2目、左端は右上2目一度)を編む。
(裏目で編んでる時は減らさない)
この減らした目をあとで拾うので、
目印にマーカーを付けておきます。
(拾う所が解らなくならないように)
マーカーは色々出てるけど靴下を
編む場合細い針で編んでいく事が多い
ので、マーカーも細い方が良いです。
太いと編み目に付け難くかったりして
それで目を汚くする事もあるので…
目印になるならニットピンでも良し
今回、かかとを別の色の糸(ピンク)で
編んでるけど、他の色の糸で編むこと
自体は簡単だし、どこまでかかとを
編んでるか、色が変わってて解るので
間違えて編み直す際も都合が良いよ。
それとこれは本に書かれてないけど、
ボクは編む段数を休ませている目数の
半分にしてます。24目休ませてたら
24の半分なので12段。目標段編んだら
次の工程(2.減らし目を拾う)へ。
2.減らし目を拾う
引き続き表側は表目、裏側は裏目で
編んでいく。通常の平編みの一段編み
終えたらひっくり返す時に、さきほど
マーカーを付けておいた減らし目を
拾い一段につき一目ずつ増していく。
表目の段は表目を編んでって
一段編んだら裏に行かずに拾う形。
これをマーカーを付けた減らし目が
全部拾って無くなるまで繰り返す。
3.ねじり増し目→減らし目
これは本に載ってないコツだけど、
このまま編むとどんなに上手に
編んでも大なり小なり穴が開きます。
休ませておいた目と踵の目の間に開く
そこで目と目の間隔が開いたココの
箇所にねじり増し目をして、次の段で
増えた目を減らす作業をすると大なり
小なりの穴が目立たなくなって良い。
ねじり増し目無し
ねじり増し目有り
全然違うっしょー!
まだまだ試行錯誤の靴下のかかと
編みだけど、ボクが普段こんな
感じに編んでるってのが伝われば。
靴下編んでて最高の瞬間って、ボクは
平面だった物がかかとを編んで
行くと立体的になるその時だと思う。
慣れたら1時間少々もあれば踵も
編めちゃうし、この踵は簡単なので
ぜひ立体の快感に挑戦して欲しいな。