インド映画の衝撃

毎年の事ですが、先月の誕生月に

会員になっている映画館から映画の

タダ券が届いたので、気になってた

「ガルギ 正義の女神」を観てきた。

この映画、近年「RRR」で話題に

なったインド映画で僕も以前観た

「あなたの名前を呼べたなら」と

いうインド映画が好きだったので、

久しぶりのインド映画だ！と楽しみに

映画館へ向かったのですが、映画館を

出る時は来た時のワクワク感なぞ

消え失せるショッキングな内容で…。

～あらすじ～

貧しい家庭出身の学校教師ガルギは

両親と妹の4人家族で、ささやかながら

平凡な生活を送っていた。警備員を

生業としている父親が仕事中に遭遇した

事件で逮捕されてしまった。その日から

ガルギの日常は一変し、父にかけられた

恥ずべき容疑を晴らそうと東奔西走するが

衝撃的な真実に向き合う事になってしまう。

父親の無実を信じ何とか救おうとする

ガルギ(サイ・パラヴィ)が印象的で、

法廷で弁論するシーンも多くゲーマーな

僕は逆転裁判みたい！と嬉々としたが、

映画を観終わった後は気分が重くて

しょうがない。最高か最悪で言えば

最悪の読後感だった…。わりと胸くそ

悪くなる映画は好きで、以前観た

「マンディンゴ」「ナイチンゲール」も

吐き気がする展開だったけど「ガルギ」は

想像してなかった展開で思いっきり

頭を殴られたようで吐きそうだった。

軽いネタバレだけど父親が疑われた

事件が9歳の女の子が性被害に遭うもので

残酷な内容なんだけれど、日本人の

自分にはあまりにも現実感がなさすぎて

これはお国柄の違いなのか？と

ノータリンの僕は「インド 性犯罪」で

検索とかしちゃって。そしたら映画よりも

酷いインドでの性犯罪の事件がいっぱい

出てきて吐き気が…。ガルギ、ネットで

調べるとわりと好評な映画なのですが、

オチがショックだし男の自分としては

男はいつまで性欲に支配されるのだ…と

愕然としてしまった。対比で戦う強い

女性のガルギが眩しすぎてこれまた

男である事を虚しく感じてしまったよ。

とてもオススメできる映画じゃないし

なりたいならガルギはオススメだ。

「ガルギ」ではインドの性犯罪の

酷さに驚いたゆた。でした。ううう…