冬の夜のホラーゲーム

呪詛珠は7つあり、ゲームタイトルにもある

七不思議(怪談)と繋がりがあって、怪談を

読んで呪詛珠の能力がどんなものなのか？

小林元さんが描くキャラクターがとても

良くて男キャラも女キャラも魅力的で〇

若い男女だけじゃなくオジサンキャラや

影のある女性と描き分けが出来ててすごい。

いっぱい魅力的なキャラクターが登場する

パラノマサイトだけど僕が好きだったのは

↑の志岐間春恵(しぎまはるえ)さんでした。

このゲーム、男女問わず良いキャラが

多くて人気が割れそうな気がするけど

誰が一番人気だったんだろうな～。

物語の舞台が昭和後期とあって登場人物の

服装やゲーム内で出てくる物に懐かしさを

感じてよかった。ファックスや公衆電話や

自販機のジュースが100円で買えるなど…

はたして今の子は知っているのか？と

疑問に思う「こっくりさん」も出てきます。

僕の姉が高校生の頃、家に友達を連れてきて

やってたのを思い出したよ。家のカーテンを

閉め電気を消して暗闇にろうそくの灯りで

姉たちも怖がりながらやってた思い出…。

そんな姉たちの恐怖が自分にも伝染したし

まだ小学校にも行く年齢でもなかったと

思うからこっくりさん出てきて怖かったわ。

ホラー・呪い・サスペンスを扱うゲームで

全体的におどろおどろしい雰囲気なんだけど

昭和に流行った「なめ猫」がモチーフ

であろう鳥バージョンの"なめどり"が

出てきて笑いました…(昭和世代ゲーマー)

ゲーム内には色々な単語が出てくるけど

重要な事は「資料」として保存されていて

いつでも読み返す事が出来たのがよかった。

結構ゲーム内でも語られていないキャラの

一面も資料には書かれてて読むのがとても

面白かったです。パラノマサイト、定価

1,980円とお安くプレイ時間も10時間程度

なんだけれど、資料の読み応えだけでも

定価分の価値があると思います。マジで。

良い部分ばかりあげたので最後に

気になった点を挙げると蘇りの秘術を

求める理由としては弱いかなと思う

登場人物がいたのと、黒幕がお前じゃ

なかったら良かったのに…と思って

しまったのでそこは個人的に減点でした。

(ハッとする展開だったけれど)

それとこのゲーム、キャラにボイスが

無いです。僕は気にならなかったけれど

きっとあるであろう続編の際はボリューム

増やしてボイスも付けてフルプライスで

予約特典とかも用意して発売して欲しいな。

絶対発売日に買うのでスクエニさん

どうか、よろしくお願いします…！