憧れと失望のポール

さ、錆びてる…！？

クランク内側のボルト周辺から錆びが！

室内で保管してるし雨の日は自転車

乗らないし、もしも雨に濡れた時は

水抜き(サドルを抜いて自転車逆さにして

中に入った水を抜く事)してたのにー！

これはフレームの中も錆びてるのか…？

それと前輪のスポークが一部少し曲がって

いるのが気になった。色々と心配な箇所も

あるし、4年も経ったので自転車屋さんに

オーバーホール(※)の相談に行ってきた。

(※)自転車のパーツを全部外して

バラバラにし綺麗に清掃しグリス

アップする事。自転車が快適に

そして長持ちするやつ)

が、帰ってきたらコレを買っていた(おい)

オーバーホールかホイール交換に行った

筈なのに…。前者が3万～で後者は5万は

掛かるとの話でした。「でも、それなら

E-Lever買えるな～」と僕がなにげなく

話したら店長がE-leverを調べ始めまして。

するとこのパーツ、日本での取り扱いを

行っている代理店さんが「売り切り」と

言ってるとの事で！つまり今ある在庫が

無くなったら終わり！？って事で一気に

優先順位が逆転して購入しちゃいました。

ちなみに心配した自転車の状態は

そんなに悪い状態じゃないとの事。

だから、今回はこっちを優先しちゃった！

(余談だけど自転車業界の代理店は結構

いい加減だと思うので、正直売り切りの

話も眉唾だと思っています。この記事を

読んで鵜呑みにしないようにしてください)

自転車乗り憧れのブランド「PAUL」

昔、E-leverが諭吉1枚で買えた頃に

1万円握りしめて自転車屋さんに行って

注文しようとしたら「2万円です」と

言われて驚いたっけ。レバー1本で

1万円なの…！？と。今じゃあその

頃よりも値上がりしてるので、まさか

自分がPAULを買う日が来るとはな。

箱の中には対応するブレーキの種類が

書かれた簡単な説明書が一枚入ってた。

ブレーキの取り付けのやり方は書いて

いなかったりするのがアメリカらしい？

折り畳まれたクラフト紙を開けると

E-leverとこんにちは。結構値が

張るからケースとかに入ってるのかと

思ったら紙に巻かれただけでした(笑)

早速取り付けてみました

一度やってみたかった日東のB260-AAに

PAULのE-leverの組み合わせ！この

ハンドル、バー径が23.8mmと珍しく

かつ幅が485mmと肩幅よりも若干狭い位で

取り付けられるブレーキレバーの種類が

結構限られてて。このハンドルに付ける

なら…とE-lever憧れてたんですよね～。

ハンドル幅が狭くなったのとずっと

付けていたフレームバッグを取って

ピストバイクらしい見た目になった？

しかし、昔好きだった日東のB260-AAの

乗り心地も一度SimworksのGetarounBarを

体験しちゃうと全然良い物に感じなく

なっていて恐ろしいぜ。ハンドルで

お悩みの自転車乗りさんがいたら

一度は試してみて欲しいハンドルだわ。

で、肝心のPAULのE-Leverだけど

想像よりも良い代物じゃなかった…。

僕はそれこそSteamrollerの完成車に

付いていたノーブランドのブレーキ

レバーからコレに変えたんだけれど、

明らかにブレーキの効きが良くない。

1本か2本の指で引くE-Leverと

一般的なブレーキレバーの4本の

指で引くのとで差はあるだろうけど、

前に同じような1本か2本指で引く

ダイヤコンペのMX-122を使った時は

ブレーキの効きに不満感じなかったのに。

(こちらは1,400円だったしね…)

E-Leverは性能を求めるのじゃなく見た目の

良さと所有欲を満たす為に買うもの

だったんだなと思いました。体感だと

本来のブレーキの効きから1割2割は

効きが弱くなっている印象です。

あとアルミ削り出しの本体はイカスけど

めちゃめちゃ固いです。物理的に固くて