今年になって悔いている事がある。
それはコロナ前に贔屓の自転車店で
開催されたグループライドに参加
しなかった事。川沿いを走って
パンを食べて帰ってくるだけの
ライドだったんだけど、ライドの
日の前日に雨が降って路面が
濡れてたので行くのやめたんです。
正直その頃はコロナのコの字もなくて、
また次の機会を待てば良い。なんて
思ってたんだけど、コロナ禍で
グループライドはそれ以来開催されず…。
別に誰かと一緒に走りたいって事じゃ
なく、どんなパン屋さんだったのかが
すごく気になってて（パンスキー）。
もうこうなったら自力で行ったる！と
自転車店の店長の言葉を思い出しつつ
一人まだ見ぬパン屋を探しに行って来た。
どうやら目久尻川沿いを走って行くと
美味しいパン屋さんに到着するよう
だけど、まるで知らない川なので
ドキドキです。
自走で行ったけど、便宜上
都合が良いので目久尻川に
近い寒川駅よりスタート。
駅の前を走る47号を直進して行くと
寒川郵便局前のT字路にぶつかるので
ここを右折します。
なかなか雰囲気のある道に！
ただここもちょっと走ったら
ある信号を左折します。すると…
目久尻川に到着！
いきなり未舗装路です。
舗装されてるのが当たり前な
境川サイクリングロードが
おひざ元な自分はビックリ。
ただ細やかな砂利道なので、
ピストでも余裕です。
舗装路もあります。感覚と
しては舗装路と未舗装路が
交互に来る感じでしたね。
目久尻川沿いの良いところに片方が
舗装された道だったら、対岸は
だいたい未舗装のグラベルだって事。
だからどっちかの道が飽きたら
対岸に行くと違った道を楽しめる。
意外と700×32cのタイヤでもOK。
さすがにロードの人におススメは
しないけど28cとかでも行けそう。
ああ、最高！！！
いい天気で自然の中を走って
いるとそれだけでしあわせ。
一番走りにくい所でも↑の
ような草足のある所ぐらいで、
プチグラベルを楽しめました！
途中、緑が目にやさしい
公園も発見した。本郷
ふれあい公園。綺麗な
トイレもあるので休憩に◎
寒川町を越えて綾瀬市に入ると
サイクリングロードの表示が
出てきました。
道もこんな雰囲気にチェンジ
ただサイクリングロードと
言うようになっても未舗装な
道も出てくるのでご心配なく。
でも、寒川辺りの目久尻川沿い
とは違ってTHE自然って中を
走る訳ではなくなりますね。
わかりやすく距離を表示して
くれる目久尻川CR。
ありがたい
途中カッパのオブジェを
見かけて気になって帰って
調べたら川の名前の
由来がわかりました。
その昔、この川にカッパが
生息して近隣の畑を
荒らしてたようで。
怒った農民がカッパを
捕まえ、カッパの目を
くじり取ったから
目久尻川（めくじりがわ）に
なったとか。かわいい
カッパのオブジェとか
消し飛ぶ川の名前の
由来でした。ひぇー！
（カッパもマスク着用中）
カッパの像を越えると
少し都会っぽい雰囲気な
場所になってきました。
この先で少し迷子に…
今まで川沿いをただ
走れば道になってたの
ですが、ここで川が
一旦消えます。
（栗原交番の前）
ここは一度道路の下を川が
通っているようで、
信号を渡らないと川を
見逃すので注意です。
住宅に挟まれた感じに
途中、だだっ広い窪地が
あって見たらテニス場や
バスケットのゴールが
あって驚きました。
スケボーする人もいて
家の近くにこんな所が
あったらいいなと
うらやましく思ってしまった。
（栗原遊水地）
ちなみにこの先を進むと
川がなくなり道路に
ぶつかります。
ここでピンときた！
自転車屋の店長の話で
途中で川がなくなると
その先に坂があって、
その坂を100m程登った
坂の上にパン屋があると。
そう聞いていたので
この先は坂だと思って
心構えしてたけど、
結構な坂でした…。
一応足つきなしで
登れたけれど、
情報がなかったら
諦めて歩いて登ったかも。
うおおおーっ！
あった！！！
点と点の情報が線になった
気分。本当に坂を登ると
パン屋さんがありました！
相武台のパン屋さん
パン工房FukuFukuです。
なんとなく小さなパン屋を
想像してたけど、大きな
パン屋さんで、車もちょうど
昼時ってのもあるだろうけど
ひっきりなしに訪れてました。
カレーパン 190円
人気ナンバーワンらしい
カレーパンを購入。
これがまあ旨い
外はカリッカリに揚げて
あるのに中はトロトロな
カレーなのだ。何で
こんなカリカリなのに
中のカレーがトロトロ
なのか謎な旨さでした。
以上、気になるパン屋を
探すライドでした。
目久尻川サイクリング
ロードは自転車乗りも
少なくて走りやすく、
自然も豊かで癒されます。
途中、川沿いを走ってたら
人様の家の裏手に入ってしまい
洗濯物干してるおばちゃんと
エンカウントして
すごく気まずかったけど、
今となっては良い思い出です。
『宮山橋には気をつけろ』
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