糸助けをご存知だろうか?
日本ヴォーグ社さん主催の"未使用糸の交換会"の事で、使う機会のなさそうな糸を持ち寄り、毛糸の泉というプールに放流し、欲しい人は置いていった分だけプールの中にある毛糸を持ち帰る事ができるというイベントだ。
今回で第4回目の糸助けだけれど、自分はなかなか行く機会がなく初めての参加になります。
~ゆた。持参糸~・Opal True Love・Scheepjes アワートライブ・Patons KROY SOCKS・ハマナカ アランツィード(廃盤色)・恵糸や フレーキヤーン
そんな僕が用意した糸はこちら。
合計8玉の毛糸を持って行きました。当初はアワートライブ1玉だけ持っていく予定だったんだけど、在庫糸を見てたら次第に増えて8玉にもなっていました。
買った時は気に入ってたんだけれど、今の気分の色じゃなくなってしまい、もう編むこともないかな〜とカラフルな糸が多くなりましたね。
個人的には落ち着いた色合いの毛糸や夏糸のソックヤーン、それと編みたい作品の指定糸であるDARUMAのレース糸と交換できたら良いな〜と思いつつ、いざ東京へ!
いつもの如く、新宿駅から日本ヴォーグ社まで3.5km程歩きました。
以前は中野坂上の方を歩いた気がしたけど、どうやら遠回りしてたようで、都庁の前の道路を真っすぐ方南通りを歩いて行ったらすぐでした。
僕がたどり着いたのは開始時間の11時ピッタリで、これは1番混んでる時間に来ちゃったのでは?と思いつつも、受付で参加費500円を払って中に入ってみると…
全然、人がいない!?
少なくて5人、多く見積っても10人ぐらいしか参加者がおらず驚きました。
イトマは別格としても同じクラフティングアートギャラリー(会場)で開催されるだまオフの時よりも人がいません。
(以前、だまオフに参加した際の記事はこちら)
ウチのオンライン編み会で糸助けの事について僕が話したら、参加者の方が「他人の糸なんて、どんな保管状態なのか分かんないから絶対イヤ!」と話してたけれど、そう感じるニッターさんが多いって事なんだろうか?
閑話休題。会場に入ると大小のビニールプールが5つ置いてあって、少し離れた所に編み会用のテーブルとイスが用意されていました。中には既に席について編み物してる人すらいて猛者のオーラを感じました(笑)
5つのプールは【冬糸】【夏糸】【レース糸】【コーン巻】【極太糸】と毛糸の種類によって分かれていて、最初にヴォーグ社の社員さんに持参した毛糸が未使用かなどの確認が入り、それから自分で毛糸の種類に応じたプールに毛糸を放流する形でした。
僕はコーン巻が1、冬糸が7だったのですぐ放流を終え、いざ糸助けに!
しかし、参加者の人数が少ないからプールで揉みくちゃの中、毛糸を探すって事にはならずに良かった。参加者の人達は皆さん女性で男の参加者は僕一人だったし。
これ何も考えずにイベントに来ちゃったけれど、人数多かったらプールに近寄る事すら難しかったな…。
僕はもっとデパートのバーゲン会場のような殺伐とした空気を想像していたので、良い意味で拍子抜けしたというか、肩の力が抜けましたよ。人が少ないからゆっくり毛糸が見れてとってもよかった!平和だ!
しかし、わりかし毛糸には詳しい方だと思ってたんだけど、見た事ない毛糸が目白押しでした。ハマナカかDARUMAの物じゃないとあんまり分からないぞ…。面白かったのが明るい参加者さんが話しかけてくれて、ラベルに#10としか書かれてない毛糸を自分が見た事ない!と騒いでたら、最近の中国の毛糸はラベルなしとかも多いと教えて頂いた。
大きいプールは広くて中央辺りに佇んでいる毛糸は手が届きにくく、棒でつついて毛糸を見るという令和っぽくないアナログな感じが面白い。毛糸の数も多いからプールの中全部見れた気がせず、グルグルと色々なプールを見て戻ってくるループ。
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| プールに入ってない糸もありました |
一周してまた同じプールに戻ると誰かが発掘した後だから、さっき見なかった毛糸が出てきてたりして楽しい。あまりに楽しくて気がついたら30〜40分経っていた。僕よりも多く毛糸を持って来てる人も多かったのに、そんな長い時間プールを回ってるのは自分ぐらいのもので、卑しい男っぷりを遺憾無く発揮してしまったぜ。へへっ…
でもその甲斐あったな~と思う今回の素敵な毛糸の救助品。アイスランド製のレッドロピー10玉とDARUMAのチェビオットウールです。
レッドロピー着分は帰り際に新たな人が放流してくれた物で、そろそろ帰ろうと色々な毛糸を持ち帰りカバンの中に5玉ほど入れてたんだけど、その毛糸たちとお別れしてでもレッドロピーだけお持ち帰りしたいと思ったんだけれど…
そもそも僕は8玉しか持って行ってなかったので、スタッフの方に『レッドロピー着分(10玉)欲しいんですけど大丈夫ですか?』と、持参した量より少し多くなっちゃうので、ダメ元で聞いてみたら了承して頂きました!というか、カバンの中の毛糸も持って行って良いですよ~なんて言われたけれど、流石にねぇ…?
カバンの中に入ってた毛糸は5玉で前述のチェビオットウールの他に、DARUMAのウールモヘアが2玉とイタリア製のナイフメーラが1玉入ってました。全部戻すつもりだったんだけど、チェビオット~はこの糸を放流した人が僕が手にとった時に話かけてくれてね?糸の説明や適した作品なんかも教えてくれてさ。僕も「この糸で何か編みます~!」なんて宣言しちゃった手前、プールに戻せなくて…。なので了承を得て持って帰ってきちゃいましたよ(※)
(※)ソースは個人のブログによるものです。たまたまスタッフさんの機嫌がその日良かった可能性もあるし、レッドロピーの価値を知らなかったのかもしれません。糸助けに行くと得するぞと助長する記事ではありませんので。あしからず
毛糸の天使?が「うちへおいでよ」と言ってる糸助けオリジナルのバッジも頂きました。
いやはや、こんな得するイベントで良いのだろうか?編み物警察に毛糸の横領で捕まらないかと少しドキドキしているゆた。でした。
真面目な話を最後にすると、だまオフよりも糸助けの方がリアル編み会の中でも参加しやすそうに感じました。僕は予定があったので編み会の方は泣く泣く断念したんだけど、糸助けの方が最初にイベントを挟んでて、プールを回ってるうちにある程度顔見知りな感じになれたりするので。
だまオフや編みだおれなどのリアル編み会だと、最初にどこの卓に座るのかってのは緊張するけど、糸助けの方が人も少ないし緊張感も他のリアル編み会よりかは緩和されそうな印象でした。
あゝ、次の糸助けは編み会の方も参加してみたいな~!
その時は今回助けてきた糸で編んだ作品を着ていくんだ、俺…
糸助け、ちょっと自分には不要になってしまった糸が『もらってきた糸で何を編もうか?』と再び糸に対してポジティブに向き合える素晴らしいイベントでした。
日本ヴォーグ社の皆さん愛してます…!









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