自分があまのじゃくな性格なのか?鈍感だからなのか?分かりませんが、流行り物がブームが終わったかな?って頃に手を出しがちな自分。まだまだ暑い夏が続きそうだけれど、今年の夏はニッタオルをよく編みました。
先日、友達にあげたけど謎の感動をされて観賞用と化してしまった「世界のコットンシリーズ」のエジプトテープで編んだニッタオル。
エジプトテープ(画像右)は細長いきしめんのような形の糸で変わってるのですが、そんな見た目に反して手触りも自分は好きで、タオルとして使ったらどうなんだろう?と仕様感が知りたくてリピ購入の巻。
それとエジプトテープを買いに行った際にオカダヤさんで他の世界のコットンシリーズで編んだニッタオルが展示されてて!その中で手触りが気に入ったインドストレートという糸も買っちゃいました。
(※)どちらもハマナカの糸です
という訳で、友達に編んだ物と全く同じニッタオル(画像左)とインドストレートで編んだ透かし模様のニッタオルを編みましたぜ。世界のコットンシリーズ、色は淡い色合いの物が多く男としては渋めの色も欲しいところですが、残念ながら無いので男が持っても大丈夫そうな色の物にしました。
何度か使って洗濯もしてみましたよ。正直、材料費も500円ぐらいなので自分自身全く期待してなかった。ニッタオルなんてカッコイイ名前が付いてるけど、一回洗濯したらダメになったり、そもそもタオルとして使用感がイマイチなんじゃなかろうか?と疑りながらも夏の編み物自由研究と洒落込みましたぜ。
結果から言うと、自分が思ってたよりもずっと良い物でした。手洗いした後や夏で汗をかいた際に使いましたが、1回使って水分を吸い過ぎてビチャビチャになったりしないし。普通にハンドタオルとして使えて感動しました。
うん、ちょっと材料費が安いから舐めてた感はありますね。
ただ、インドストレートの方がやわらかい糸なので耐久性はエジプトテープの方がありそうな感じがします。何度か洗濯したらちょっとインドストレートの方は手触りの良さが落ちた気がする。エジプトテープの方はコシがあって強度を感じて耐久性が高そうな所が男心をくすぐります。
個人的にエジプトテープ好きすぎて、何玉か買ってニッタオルより大きめのスポーツニッタオルを編みたいぐらい。
そんな気持ちもありながらも先日友達にアメリカ土産で買ってきてもらったコットン糸でまたまたニッタオルを編むのが先かな。エジプトテープが流行って店から消えない事を祈るぜ…!(たぶんその心配は無い)
ウツボバトル
最初に1足編んだ時にはこんなに苦戦すると思わなかった友達へのプレゼント用のウツボソックス。
現時点で2人分(4個)のウツボを編んでて、どれもサイズ感が上手くいかず頭を抱える日々でした。
それで先日でき上がり友達に履いてもらうも、見事に履き口がキツくて履けず涙を飲んだけれど原因が分かりました。ウツボソックスは作者のChiharu Nagaseさんが作り上げた物を有志の方々がレシピにしてRaverlyで無料で公開しているんだけど、YouTubeでも詳しい編み方の解説動画を出している*ゆくれあ*さんという方がいて、僕は動画を観ながらほとんど編んでいました。
で、動画だと手加減で調整して履き口の緩さを調整してて、最初は自分もそうやってました。
それでキツくできるなと針のサイズを次から1号上げて編んでたけれど、元々公式のレシピだと針のサイズは2号上げるのが推奨だったんですね!?どおりで履き口がキツい訳だ…
という訳で、僕は3号針で編んでたのでi-code止めを2号上げて5号針に差し替えて編もうとしたんだけど、1号ならまだしも2号アップは厳しくて、なかなか針が入れ替えられない。この!この!とグイグイ針に糸を入れてたら…
ボキッと嫌な音が聞こえた
ああ…あああ…俺の貴重な近畿編針の輪針が…
今は閉店して無くなってしまった藤沢ルピナスで購入した近畿編針の針。ルピナスがあった頃は簡単に買えたけど、無くなってしまってからはなかなか売ってるのを目にしなくなった貴重な針なのに。
と、思ったけど調べたらどうやら近畿編針の針は「Seeknit」という名称で全て販売されるようになったっぽい?どおりで自分が買った頃のパッケージは見かけなくなった筈だ。Seeknitなら目にする機会も多いしよかったよかった!…とはなりません。Seeknit以前の基調な針が折れた事に変わりはない…!!!
(目の前が真っ暗になった)
ウツボソックス、何足か編んできましたが意外と難しい気がするのは自分だけでしょうか?
流れに乗ってる時は良いのですが、一度間違えてほどいた時にワケが分からなくなっちゃう。主にダブル目のおかげで見慣れてないのに加えて、自分は一度ミスると放置して針を置きがちで…。
時間を置いてから再開するからより何だコレは!?となる。
結果、全部で5段階の作業で終わる場面で4.5巻き戻るところをダブル目をする前の段階まで戻る感じになるからかなり前までほどく嵌めになるって機会が多かったです。
正直、マーカーを付けたり外したりしてるから戻る時にマーカーの位置が分からなくて、それこそマチを編む前の増減無しの部分まで戻らないと分からないと困ったりもした。
これはマチの増し目のパートでマーカーより端の目は作ったダブル目の数だけあるだけで、左右のマーカーの間の目数は増減無しでマチまで編んできた目数と変わらないと気がついたので、多少巻き戻る量が短くはできました。
きっと自分はこの事を忘れちゃうだろうからブログに備忘録として残しておきます(笑)
ウツボの嫁入り
友達に会った時に「何月から~」と言われてハッとした。ウツボソックス、編み会だと1日で編んだなんて声もある中、自分は考えてみたら3ヶ月掛かってやっとこ友達にあげる事ができました。
ピッタリサイズにできて嬉しかったけど、先日の編み会で甲側のフラップを編まないで仕上げるウツボミマンという編み方もあると教えてもらいました。ウツボソックス、ちょっと履きにくそうだけどウツボミマンにすると履きやすいみたい。もっと早く知りたかった案件…!
着画もらって思ったけどi-code止めの下の辺りが穴開いちゃってて(これでも修復しました)、もうちょっと綺麗に編みたかったですね~。
友達には3ヶ月も誕生日プレゼントが延長戦してしまって申し訳ない限りですが、ウチのデキのちょっと悪いウツボさんもお嫁に行く事ができてホッとしました。
でも、今後しばらくは人に何か編む際はマフラーやショールなどのサイズ感をあまり気にしなくても良い物を編みたくなったゆた。でした。
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> 拍手コメントを頂いたtakaさんへ
今回ブログでは端折りましたが1個まず編んでサイズ感を見てもらい(この時はなぜか履き口が良い感じに編め履けた)、その後もう1つ編んで試着してもらうも履けず…って感じだったのですが、僕のやり方が不味かったのか上手く編めたと思ってた第一号ウツボのi-code止めの部分がほどけてきまして…。
結局、第一号も編み直した訳なのですがこんな事になるとは思わず、伸縮性がどの位なら大丈夫という目安となる物が消えてしまい、友達に渡す際は勝手に審判の日だとドキドキして会いましたよ。結果、履けて喜んでもらえて良かったですが、耐久性が不安になりました。話は少し変わって、靴下が本当にプレゼントに適してるかなんですけど、僕には最近は会ってない友達が他に居て、その友達はかなりハードに僕があげた物を使ってくれる人で。で、リペアとかもしてたのですが会ってない今となってはどうなってるんだろう?と思います。突き詰めると僕が居なくても平気なリペア要らずで耐久性のある物がプレゼントにベストな気がしました。それか、takaさんのようなダメになったら雑巾でも何でもしてねと僕も言っておくべきだなと思いました。今回のウツボも友達にどれだけ時間が掛かったのかで、編むの苦労したのバレちゃってますし。僕としてはどう使ってもらっても使ってもらえたら嬉しいので、貰った相手の気持ちが軽くなる言葉を添えるtakaさんの感性は素晴らしいですね。
あわわ、僕はこの後かぎ針編み(修行編)に突入していくのですが、そんな一生できる気がしないなんて言葉を聞くと僕もUターンしたくなりました(笑) 僕も手編みのバケットハットを被ってイベント行けるように頑張りますので、takaさんもスマホポシェット編みましょう!